アスリートインタビュー

北海道日本ハムファイターズ

大野奨太選手

父の影響 野球を始めたのは小学3年の時。地元の野球少年団に加入した。当時好きだったプロ野球選手は、“スタードラゴンズ”こと中日の立浪和義選手。「プレーがどうとかというんじゃなくて単純に大好きだった。今も尊敬する選手の1人」と話す。中学時代は西濃ボーイズで三塁手として活躍し、岐阜県選抜に選ばれるなど頭角を現す。

「父が、野球部の監督などをやっていたこともあって、それが野球に興味をもったきっかけです」
新しい場所 岐阜総合学園高校で捕手としての才能を開花させた。しかし2年連続で県大会の決勝で敗退。甲子園の土を踏めず悔し涙をのんだ。3年の夏に対戦した相手は名門県立岐阜商業高校だった。
「実は、中学のころは岐阜商業に行くのが夢でした。でも県の選抜メンバーがみなそこに進学していくのを見て、新しい場所でプレーしたいと思ったんです。監督も素晴らしい方でだったので総合学園に入学を決めました」
ドラフト1位 東洋大学では、チームメートの上野大樹投手(現・千葉ロッテ)、大場翔太投手(現・福岡ソフトバンク)らを巧みにリード。野球部の東都リーグ4季連続優勝に貢献。自身も捕手として22年ぶりのMVPや4季連続ベストナインに選ばれる。08年のプロ野球ドラフト会議でファイターズから1巡目指名され入団を決めた。
「ファンの方にはいつも温かい声援を頂いてすごく感謝しています。応えられるように実力を上げていきたいです」
寮生活 北海道に来たのは高校の修学旅行以来だという。現在は寮生活をおくっている。
「寮は、野球をするにはいい環境だと思います。先輩選手みなさんがすごく優しい。まだ札幌の街がわからないのですが、いろいろなところに出かけてみたい。趣味はいまは特にありませんが、これから探していきたいです」
目標 「プロ1年目なのでしっかり経験をしたい。1軍で1試合でも多く出場して、試合の空気や雰囲気をかみしめたいですね」
(安藤健)

◎血液型 O型
◎身長・体重 177cm・77kg 右投げ・右打ち
◎星座 やぎ座
◎出身地 岐阜県大垣市
◎憧れの選手 立浪選手
◎好きな言葉 報恩謝徳
◎休日の過ごし方 買い物
◎目標 1つでも多く試合に出ること

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(おおの・しょうた)1987年1月13日生まれ。東洋大学で捕手として3年春からリーグ4連覇に貢献。MVPやベストナインに選ばれる。08年のドラフト1巡目でファイターズに入団。開幕1軍に登録。背番号28。