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新号のさわりを読む2009年8月号

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■解散待ったなし!衆院選総まくり

 任期満了まで、わずか2カ月。政権交代をかけた自民vs民主の死闘も最終コーナーである。「こんな状態じゃ、冗談じゃなく北海道は12選挙区全敗になりかねない。だけどゴルフだってあがりの3ホールでガラリと変わるからね」。さる自民関係者は意味ありげに語るが、あがく自民に土壇場の逆襲はあるのか。最新の選挙情勢はもとより、「伊達忠一・東国原宮崎県知事の“知られざる関係”」「“虚偽献金疑惑”鳩山由紀夫追い落としに自民必死」「フリーターに逆戻り?噂される杉村太蔵の再就職先」などホットな話題も網羅。さらに鳩山邦夫前総務相が「兄・由紀夫、麻生総理、郵政・西川問題」語り、武部勤自民党元幹事長が「“麻生降ろし”の真相」を語る。そして選挙といえばこの2人、政治学者の福岡正行白鴎大学教授、山口二郎北海道大学教授のインタビューも見逃せない。総力34ページ。

■破産「ワンディ・スパ」、堪忍袋の緒が切れた岩田地崎建設

 札幌で郊外型銭湯を経営していた「ワンディ・スパ」(札幌市・中村惠一社長)が6月15日、破産に追い込まれた。建設費の一部と土地代の未払いが長期間解消されず、業を煮やした岩田地崎建設は4月13日に破産手続きの開始を申し立てた。息の根が止まるきっかけとなった「ていねの湯」の問題では、実質的なオーナーだった中村揚一氏も岩田地崎側との交渉に加わっていたとされる。しかし、いつしか外された。「破産申し立ては断腸の思いだった」という岩田地崎側。両者の裏舞台では何が起こっていたのか。

■横内・北洋が“貸出増強”で大胆人事

 過大な有価証券投資の失敗で、2400億円もの巨額損失を出した北洋銀行(横内龍三頭取)。その同行が思い切った“貸出増強策”を打ち出し、営業・融資面で大攻勢をかける構えだ。そのために子会社に出した役員を引き戻すといった異例の人事も行った。すでに4月末には中小企業金融の円滑化を図るために吉野次郞副会長(元札幌銀行頭取)を中小企業取引推進の特命担当役員としているが、さらに「営業推進統括本部」を新設。ただ、同部はすべて旧拓銀、旧札銀勢で占められ、旧北洋勢の間では「すずらん(旧拓銀)に牛耳られてしまった」という嘆息も……。

■YOSAKOIの内部紛争に終止符

 昨年9月、札幌市は補助金を出しているYOSAKOIソーラン祭り組織委員会に通常監査に入った。翌10月、同組織委会長の中田輝夫氏が突然辞意を表明、数日後に退任した。後任は札幌振興公社社長の星野尚夫氏。星野氏はインターネット関連業者「yosanet」(ヨサネット)との関係を精査。同社は中田氏が社長を務めていたことから、これまで同組織委と一心同体と見られていたからだ。その結果、さまざまな問題が浮上。YOSAKOIの暗部をえぐる。

■元北海道ジャフコ社長・大村卓が育てた道内企業

 「大村さんと出会わなければ今の自分はなかっただろう。そして、企業もここまで成長していなかったかもしれない」――そんなふうに話す50歳代の経営者は多い。1980年代後半から90年代にかけて、北海道企業はかつてない上場ラッシュ。これを機に全国展開を果たした企業は少なくない。そうした企業・経営者を発掘し、総額150億円ともいわれる投資をしたのが「北海道ジャフコ」を率いた大村卓氏である。その大村氏が育てた企業が、いま北海道の経済を引っ張っている。当時の若手経営者に与えた強烈なインパクトとはどんなものだったのか。6月9日、肝臓系の病気で逝去した大村氏。享年70歳。その足跡を振り返る。

■インタビュー・12代目國分勘兵衛国分会長「卸にこだわり、食の流通改革を推進する」

 食品卸業のトップ企業として、常に業界をけん引してきた国分は2012年に創業300年を迎える。その一歩先行く経営は同業他社の手本となっている。小売業の変化、消費者ニーズの変化にどう対応してきたのか、そして、今後どう対応していくのか。12代目当主の國分勘兵衛会長兼社長に、進化し続ける国分の“流通革新”について聞いた。

■インタビュー・桜庭武弘道漁連会長「浜は元気だ!北海道漁業は負けない」

 世界的な経済危機は業業にも影響を及ぼしている。国内外の景気の低迷と魚価安が響き、北海道漁業組合連合会の2008年度取扱高は2918億円、前年度比5%減だった。しかし、食料自給率の問題、世界的な食料危機の問題などからしても、北海道漁業は重要な役割を担っていることに間違いはない。「北海道の漁業がダメになったら、日本の漁業がダメになる。どんな厳しい状況にあろうとも浜は負けない」――常にポジティブ、常に前向き志向の桜庭武弘道漁連会長に北海道漁業の展望を語ってもらった。