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2019年の決意 トップの本領
人間力とネットワークで産地と食の現場をつなぐ掲載号:2019年1月

写真大

桐越 諭氏桐越社長

(きりこし・さとし)1951年札幌市生まれ。72年に青果小売業の桐越を創業。06年札幌市東区雁来に本社・加工場を取得。現在は業務用の原料野菜とカット野菜卸売業に業態を特化。

 業務用野菜卸の大手。札幌・白石で青果店から身を起こし47年。農産地と食の現場をつなぐエキスパートとして取引先からの信頼は厚い。

「野菜は新鮮なホールの状態が6割、4割がお客さまの要望に応じたカット野菜でお届けしている。近年は札幌圏以外の地方配送も増えています」と好調な業績が続く。

 胆振東部地震では取引先の炊き出しにも協力。人の情けの尊さを改めて感じたいう。

「心の通った交流と信頼関係で国内外の生産者や流通関係者とネットワークを築いてきた。人知を超えた自然災害や凶作は防ぎようがないが、それをカバーする環境を整えている」と、これまで幾度ものピンチを人間力で乗り越えてきた。自ら産地へ赴き、工場では選別もおこなう。もちろん営業も第一線。

 商売の機微を知り尽くした職人気質の経営感覚がこそが、この人の身上だ。

(五十音順)