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2013/02/23(土) 今度の犠牲者は「あなたの家族や親族だ」

 2月2日、札幌市消防局救急隊の男性救命士が、火事で煙を吸い心肺停止状態だった58歳男性を搬送する際、患者に酸素を送る装置のバルブを開け忘れ、約19分間、高濃度酸素が送られないミスがあった。男性は搬送先の病院で約9時間後に死亡。同局は昨年4月にも同様のミスを起こし70代の男性が死亡している。こうした一連の事故を受け「形だけでなく、真の改革を望む職員の代表」と名乗る人物より告発文が届いた。文書のタイトルは「札幌市消防局、またまた救急隊が重大ミス「酸素接続ミスで市民が死亡」だから前にも言ったのに。これは全く無策な組織の犠牲者です」。非常にセンシティブな内容も含まれているため、全文紹介はできないことをお断りしておく。いずれ本誌取材にて明らかにしていきたい。

<先般、南消防署の救急隊がまた市民に重大な被害をもたらしたのはご承知のとおり。
 単純操作ミスで酸素バルブを開放せず、低酸素状態で人工呼吸を実施、別のドクターカーで同乗した市立救命センター医師が発見し発覚した。
 昨年に続き1年経過しないうちに同じ2度目の失態、これ以上の信用失墜行為はない。
 空気中の酸素は21パーセント、心肺停止時には人工呼吸時に強制的に100パーセント近い酸素を吹き込み低酸素による脳のダメージを最小限に食い止め、脳死植物状態を回避するため絶対に必要不可欠なものである。
 また器材の操作ミスが患者の脳に低酸素状態を引き起こし不可逆的なダメージを与えた。
 ましてこの市民は火災の負傷者で一酸化炭素中毒、何よりも重要なのは高濃度酸素投与であるのは誰でもわかる。一時、心臓は動いたものの結局は脳死状態となり、まもなく搬送先の医大救命センターで死亡確認されている。
 原因調査の司法解剖も毎度のごとく市立病院、医大病院、北大病院の消防提携機関の医師を使って消防側に断然有利な検証をおこなうつもりである。
「救急業務の高度化や処置拡大」など、制度ばかり先走りし、肝心の救急隊員と指導的立場の職員の能力が追いついていない。
 何でもかんでも札幌が救急高度化制度の初期導入を試みて「政令指定都市の最先端救急」を自負しているが、現実のレベルは「超」がつくほどお粗末である。
 政令指定都市で生存率No1を公表しているが、実情は一定期間(調査期間1カ月)を植物状態として無理やり生かしているだけで社会復帰率(脳に後遺症がなく退院)を見ると他の都市と差異はない。
 まさに現状は予算確保の「数字のマジック」である。
 同僚からも「救急業務に興味があるのでなく、手当欲しさに何もできないのに救急にしがみついている高齢救命士がほとんどで、事故が起きないほうがおかしいくらいである。これからも問題を起こすのは救急で、まさに札幌消防の癌である」と酷評されている。
(中略)
 日勤者、消防隊員および救助隊員の間では「いつも問題を起こすのは救急隊で、救急隊が事件、事故や市民とのトラブルを起こしても出動に追われて何も処理できない。結局、事後処理は全部自分たちが被害をこうむる。寝ないで仕事をしても救急隊のように手当は出ないのでただ働き。カバーなんてやってられるか。忙しいのは救急隊だけではない」では協力体制などできるどころか、溝が深まるばかり。
 日勤者や消防隊、救助隊の現場職員が一丸となり救急隊をカバーする協力体制を確立しなければ「再発防止」などほど遠い。
 副市長の訓示も何のその、今度は「市長訓示だ」の状態です。
 今後、早期に現場職員の手当の均等化とあわせ、救急隊員の消防隊員や日勤への配置転換を図り、大胆な活性化につなげていかなければ状況はますます悪化し、組織は完全に崩壊する。
(中略)
 最後に上層部も変な救急の高度化ばかりに気を取られ「まったく足元を見ていない」し、これだけ救急隊や救命士が問題を起こしても「一流なのは隠ぺい工作だけ」で一向に具体的解決策や改善策を実施しない組織である。
 思い切った救急隊および救命士の高額手当改革と配置換え等の大改革なければ、今後もまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ「救急不祥事」は続発すると断言する。
 ある救急隊員がこうつぶやいていた。「何を言われようが救急に20年乗れば手当だけで家1軒ゲットだぜー。最高ー」
 こんなに格差がある限り、今後ますます消防内で救急業務は孤立し、拒絶される。
 今度の犠牲者は「あなたの家族や親戚だ」。

                              形だけでなく、真の改革を望む職員の代表より>

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