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2012/06/01(金) 恵まれ過ぎでも、なおもしたたかなハイエナども

「道職員、恵まれ過ぎでも、なおもしたたかなハイエナども」というタイトルをつけた投書が寄せられた。ある道の関与団体に天下った人物が、当初の約束を反故にして居座りを決め込んでいるという告発だ。6月29日に開かれる総会が山場のようだが、果たして…。以下、全文。原文は実名。

まえがき
 道庁(本庁)の課長職以上になると59歳で天下り先を紹介される。たかが1年早く辞めることで、その後6年以上の再就職(天下り)が約束されるのである。この天下りの恩恵を受ける者は、現役時代から給与面等々十分に恵まれた者たちである。(最近は、天下り先の減少から一部の者は、とくに仕事も与えず厚待遇で道に再任用の者もいる)
 天下り先のほとんどは、道の関連法人であり、よって道から何らかの金(税金)が流れていることが多い。
 現在、道は大変な赤字団体であり、社会の目もあるので人件費としてではなく、まったく必要のない事業をつくりその事業費の中に人件費をもぐらせ流しているのである。
 道の現職の主幹や課長連中も自分の将来の天下りのことを思い、まったく必要のない事業をねつ造し、関連法人に事業費として金を流すことに一生懸命なのである。
 今、この道財政の非常事態に最も危機感のないのは、一に知事つぎに道職員である。
 これでは、われわれまじめに納税している道民はたまったものではない。いわゆる「道職員による道職員のための道職員による道政」では、その重く大きなつけが、われわれ、いや子ども、そして孫までも巻き込むことになるだろう。

本文
 今回の天下り対象関連法人は「(社)北海道K協会」です。
<北海道K協会とは>
 事務所を北海道経済部の出先機関である北海道K検定所(札幌市南区)内に設置している。賃貸契約は交わしているようだが、賃料は発生していないと思われる(無料)。会長は、Y・S氏で無報酬の名誉職であり、K協会の業務(実務)には介入していない。

<K協会の業務内容>
 数年前までは道の補助金助成団体であったが、規制緩和等により現在は道知事が指定する道内で唯一の法律に基づくK器の指定検査機関として、道に代わって代行検査をおこない収入を得ているが、道からも毎年、数千万円の委託料を受けている。

<K協会を蝕む天下り人物とは>
 この人物は、当協会理事「U・Y」氏(70歳)である。
 U氏は60歳で北海道食品加工研究センター(道経済部出先機関)の副所長を最後に道職員を退職、道の斡旋により道関連特殊法人(現在は解散)に役員として就任し、ここを退任後、いわゆる渡りで平成15年5月に(社)北海道K協会の役員(専務理事)に就任したが、この時、道経済部次長から就任年齢は最大65歳までとのことでU氏もこれを了解したのだが(道の天下り規制による)、されど道次長が異動、これをいいことにU氏はこの約束を無視する。
 平成20年度には、経済部T次長(当時)からU氏に対し平成21年6月に開催する同協会総会時に必ず退任(退職)するよう強く指示を受けていたが、T次長が平成21年3月31日付で道を退職し、苫小牧開発社長に天下りしたことをいいことに、またもやこれを無視し居座り続ける。
 平成22年度にU氏は、道経済部O・M次長より平成23年度同協会総会時(平成23年6月開催)にて退職(退任)あるのみとの強い退職勧告を受けた。よって道は、平成23年4月1日付でU氏の後釜として、TK氏(59歳、札幌高等技術専門学院長)を天下りでU氏の後任として送り込んだ。
 しかし、平成23年度同協会総会においてもU氏は退任せず、そのまま居座り続け、後任として着任したT氏をとことんイビり続けた。当然、U氏とT氏の争いとなり、やがてはO次長を巻き込む結果となる。
 U氏が約束通り辞任していれば、すんなりすんだ話なのだが。
 業を煮やしたO次長は、結果として喧嘩両成敗との方法で、平成24年1月に、2人とも本年度限りにて退任(退職)を命じられ(T氏はU氏をおろすためのトバッチリを喰う)、2人はこれを了解し、T氏は本年3月31日付をもって退職した。一方、U氏は6月に開催する同協会総会時に退職とのことであったが、本年4月1日付でO次長が議会事務局長へ異動となったことをいいことに、また延命工作に奔走している。
 なお、U氏の退任しない言い分は、会長(Y・S氏)から「残ってほしいと言われている」とのことだが、それはまったくの嘘、会長からそのような話を聞いた者は誰一人いないとのことである。
 そしてまた、本年度、道は、K協会へ新たに2名の天下り役員を送り込み(4月着任1名、6月着任予定1名)、U氏は延命を図るだろうため計3名の天下り役員となる。同協会筋によると役員は1名で十分、それでもお釣りがくるとのことであり、仕事を知らない・出来ない・やらない高給与泥棒どもには、いいかげんウンザリしているとのことである。
 それでである。これら3名の役員報酬はどこから出ているのか。決算報告では出てこないとのことであり、ちなみに同協会の経理状況を知るのはU氏のみ、とのことである。
 これらハイエナ役員連中の人件費は、道が支払う委託料に含まれているのではないだろうか。
 現役時代から悪名高きU氏、道の弱みにつけ込んでいるのか、または一部の道幹部と結託して悪さを重ね、みずからも延命しているのか、いずれにしても道を利用あるいは活用し、私腹を肥やしているU氏は即刻排除すべきである。
 もし、道からの委託費等が不適正に役員報酬に化けているとすれば、道民は決してこれを許さないであろう。
 無能行政で借金地獄を突き進んでいる道財政、このままでは2018年危機は乗り越えられないだろう。まずは道職員に危機感がない、はるみ知事はそのころ知事をしていないとの思いもあるだろうし、職員は親方日の丸で、何とかなるよでは……
 旧態依然からのしがらみと我欲に染まり、そこから脱することの出来ない知事と職員たちが何とか、この厳しい現状を真剣に受け止め、道民を窮地に落とすことのないようしっかり取り組んでほしいものである。
 天下りには必ず道財源(税金)の支出が伴う。なぜ59歳で、定年まで残り1年という職員にワザワザ肩をたたき天下りをさせるのか(これは道職員「課長以上」の我欲のたまものである)。天下りを受け入れる法人等に流れる金は莫大な件数と金額になるだろう。
 天下りを受け入れる法人等がマスコミ対策等によく使う決まり文句に「豊富な経験と知識をもつ有能な人材」ゆえに受け入れた等、たわけた決まり文句である。
 道職員にそんな役立つ知識や経験はない。あるのは、我欲と悪知恵である。受け入れ法人等の思いはひとつ、受け入れに伴いついてくる金(税金)のみである。

 これからは、まず60歳定年まで雇用する。そして、関連法人等との悪しき慣習や馴れ合いを断ち、今後は極力天下りを送り込まない、そしてK協会のように道の内部規約とはいえ65歳までと決めたら、それをきっちり守らせ、また、必要以上多くの(余分)天下り人員は断じて送り込まないこと。
 これらは、団体の弱みにつけ込んだり、道幹部との癒着や汚れた関係での取り引きで天下りを関連法人に押し付けることも多いと思われるが、これら無駄で必要のない天下り法人等への人件費見合いの報酬等、流す金はただちに、道財政赤字補填に充てるべきである。

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