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2012/05/06(日) 合格者の選考方法

 ある予備校関係者を名乗る人物から手紙が寄せられた。本誌2012年5月号掲載「受験バトルの裏側」という特集記事中の旭川医大AO入試について、さらなる問題点を提起。封書で便箋4枚、直筆の真摯さに恐縮する。以下要旨。

前略
 御社の先月号に載っていた「旭川医大の合格者の偏りに他校からブーイングの嵐」という記事に関して、さらにお伝えしたい情報がございます。旭川東高の生徒を非常にたくさん合格させているようですが、年々その傾向が強まり、今では一般入試でも旭川以外の高校からは、非常に合格者が少ないようです。
 はっきり言って、旭川東よりもレベルが上の学校からも(北嶺や札南など)1人か2人、浪人も含めて多くて3人程度しか合格させていません。表向きは医師不足解消のためと言っていますが、まったく何の解消にもなっておりません。ご存知の通り、旭川医大特有の10人の特別推薦は道内の9校のみからで、道外はもちろん、道内の他校を完全に排除しています。2002年から導入しているはずなのに、いまだに過疎地は医師不足です。そして、ご存知の通りAO入試40人も地元だけで合格させているのに、まったく解消されずに道外に医師を呼び込もうと職員を派遣しているのはどういうことでしょうか?このAOと特別推薦がない時代は、あくまでも学力のみで選考していたので、道内勢はほんの2~3割しかいなくて、ほとんどは道外の生徒でした。それを「医師不足解消」という美名のもとに、学力の低い地元の生徒を優先的に合格させるようになりました。したがって、当然の如く勉強についていけなくて、留年、退学する学生もたくさんいるようです。
 そして、面接官がだらしなく鼻の下を伸ばしているのか、推薦は女子の合格者が多いようです。明らかに学力が低くてもその傾向が年々強まっていて、2次試験を受けさせたら、一般的に学力の低い女子は確実に合格できないから、優先的に無理やり推薦で大量合格させるようです。わざとらしく小論文や面接を導入していますが、たった15分程度の面接で一体、医師に向いているかどうかなんてわかるはずがありません。調査書でもレベルの低い学校で5.0であっても、レベルの高い学校では4.0くらいにしかならないので、比較しても意味がありません。
 そして、表向きは研修先は自由に選べないとか、推薦入学の学生には、卒業後、過疎地の勤務を一定期間義務づけていると言っていますが、実際は全くそんな約束はしていなくて、事実上、卒業後はどこへ行こうが、どの診療科目を選ぼうが自由で、これでは何の医師不足解消にもなりません。この件に関しては、札医も同様で、程度の低いやつを合格させています。
 実際、私が知っている昨年合格した「R出身」のある女子生徒は、札医に推薦で合格しましたが、センター試験の成績は正答率がたったの70%しか取れていなくて合格しています。しかし、他校のある男子生徒は95%も正答をしていて落とされています。
 こんなひどいことがまかり通って良い訳がありません。70%の正答率なら国公立の医学部どころか、他の学部でも合格は難しいはずです。
 そんな生徒を合格させているのですから、たまったものではありません。しかも、国公立大学はわれわれの貴重な血税を使っているのですから、あまりにも性質が悪すぎます。
 私は道外で予備校の講師をしている知り合いがおりますが、いまや道外の生徒にとって「旭医や札医を受けることは自殺行為だ」というふうに広まっています。どんなに学力が高くても、道外出身というだけで落とされてしまうからです。旭医はとくに「国立大学」で、国の税金で成り立っている大学なのに、このような馬鹿げたことをして良い訳がありません。
 実際、まったく医師不足解消になっていないから、わざわざ東京や福岡にまで職員を派遣して、道外の医師に頼み込んでいる姿は、あまりにも見苦しく、最低です。
 大学入試の時は道外の生徒を排除しておきながら、道内のアホ学生が医師になれないからといって来てくれなんて言うのは、あまりにも虫が良すぎます。国公立大学を運営する資格なんて全くありません。そして、御社の取材に対して、旭医は「一切ノーコメント」としているようですが、正当な理由がないので答えられないのでしょう。何の医師不足解消にもなっていないので、このような馬鹿げた入試制度は来年から即刻やめていただきたいと思います。
 われわれの血と汗と涙の税金のムダ遣いを一刻も早くやめていただきたいと思います。
草々

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