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2012/01/17(火) 続「白衣を着たヤクザ」

昨年11月にも寄せられた「白衣を着たヤクザ」の続編が送られてきた。以下全文(原文は実名)。

 S医科大学●科の教授H・Tはせっせとアルバイトを続けている。その理由は「地方の病院から切実な要請があるから」。確かに要請はあるだろう。しかし、それは要請せざるを得ない状況にH教授が追い込んであるからだ。

 その手法はこうだ。今まで地方の病院ではそれなりに腕を振るえる●科医がいて治療は完結していた。病院側はそれを見越して●科の手術ができるよう環境を整えていた(投資していた)。ところが、H教授は赴任後、できる●科医を更迭したり大学に呼び戻したりして、地方の病院には下手くそや若者、イエスマンだけを残し、地方ではまともな●科手術ができないようにしてあるのだ。

 その名目は「●科手術のセンター化」。センター化とは、高度に集約され、マンパワーが必要な高度医療は医者、看護師、技師を1カ所に集め、そこに患者を運んできて治療をしようという考え方で、現在、とくに●科領域ではその必要性が叫ばれている。地方病院としてみれば、ついこの間まで機能していたものが、いきなり骨抜きにされてしまうのでたまったものではないが、この考え方は世の潮流として主流だと思う。

 しかし、H教授がすごいのはここからで、実際にはセンター化などはせず、自分で骨抜きにしたどこの地方病院で何の手術をするのかを、自身で出張する事を前提にH教授ひとりで決めているのだ。当然、骨抜きになった病院に在籍する●科医の力量以上の手術も平然と予定され、地方病院としては「教授様、いらしてください、あなたが来ないと手術ができません」となるわけである。

 H教授は「強い要請があるから、地域医療のために出張している」と言うが、実際にその手術予定を立てているのは彼自身だ。その頻度がすごい。大学教授としての業務はそっちのけだ。要求する報酬もすごい。自身の立てる手術予定のとおり出張要請はどんどん入り、お金もどんどん入る。

 自分の手術成績統計に傷がつきそうな症例や、大学で手術したらトラブルを起こしそうな症例は、地方病院で手術するよう仕組むので、自分の手術成績に傷がつかないし、お金にもなる。地方の病院も喜んでくれる。こんな好都合なことはない。これだけ美味しいのだから、センター化などする気はない。

 悲惨なのは患者と納税者だ。何も知らない患者は札幌から上手な教授が来て手術してくれる、そう説明され信じている。実際の滞在時間は短く、単なるアルバイト。挙げ句の果てに、帰りの飛行機の時間の都合でとり残された下手くそとイエスマンで手術を仕上げるのだから、ろくなものではない。H教授に支払われる高額な報酬は、健康保険から支払われ、回り回って道民の首を絞めることとなる。

 また、北海道民の税金で育てた優秀な●科医が2人も沖縄で働いている。T中央病院のホームページにはS医大●科とのつながりを強調する文言もある。明らかに不自然である。きっと沖縄で働く彼らは、まじめで優秀な●科医なのだろう。好きこのんで沖縄で働いているのだろうか?

 彼らが沖縄で頑張る代わりに、北海道で頑張ってくれることを北海道の納税者としては期待しているし、H教授のアルバイト先の確保のためではなく、北海道の●科の真のセンター化のために貢献してもらいたい、と思う。

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