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2015/02/20(金) 醜悪すぎる某新聞社のセクハラ

 某新聞社の社用の大型封筒に入った告発文書が届いた。差出人はセクハラの被害者と思われる嘱託看護師。その封筒の中には加害者と思われる新聞社幹部の謝罪文、セクハラ相談の際の報告書、メールのやり取りなど、資料が一式そろっていた。以下、告発文および各資料等の全文。原文は実名。

<突然のお手紙差し上げます失礼をお許しください。
私はH新聞H支社健康相談室に勤務するMと申します。
同封いたしました資料は昨年12月に受けたセクハラ被害とその顛末です。

D新にはセクハラ相談窓口があり、被害を受け悩み苦しみ、本社の保健師に話を聞いてもらおうと電話したところ、受けた方(I氏)が偶然担当者であることがわかり、その後深く関わる事になりました。
最初のメールでは、厳しく処分するようなことが書いてありますが、ハラスメント相談報告で、なぜ「本格的な調査は望んでいない」になったか、それは「処分するには忘年会に参加した全員の事情聴取が必要」と言われたからです。
その時私は大変驚き、「えっ、契約スタッフの人も含めて全員ですか?そんなことしたら彼女達が働きづらくなりますよね」「でもそういうことになっているから」「今までそこまで出来た人っていますか?」「あー、私が担当になってから一人くらいいたかなー」というやり取りがあり、加害者の処分を諦めたという経緯があります。
あとで良く考えると、全員の事情聴取が必要というルールは、被害者(女性)ではなく加害者(男性)を守るシステムになっており、セクハラ相談窓口は用意しているだけで、実際は機能していないに等しいです。プライバシーの保護を強調しますが、行っていることは隠蔽です。担当者は上手く誘導します。
1月8日(木)ホテルN・Hで男性担当者(S氏)女性担当者(I氏)と面談、(その後、加害者2名も)夕方S氏から「ふたりとも忘れたってしらばくれているが、これからもう一度ホテルに来てもらって謝罪させようとおもってるんですけどー」と電話がありました。「せっかく来たから謝罪させたということにしたいのは分かりますが、急に言われても心の準備が・・・会うことを考えると動悸がひどくて」と返したところその日は取りやめて帰りました。性急に片づけたいような威圧的な印象でした。(速やかな解決ということとは違います)
S氏の発言で印象に残っているのは、「ハラスメント相談報告を名前の部分を塗りつぶし、会社の掲示板に貼らせて欲しい」と言ったとき、「会社にもできることと出来ない事があるんですよ!!」と手で振り払うような仕草で却下されましたが、「じゃあ何が出来るんだよ」と思い、こいつは会話にならないと初回で判断しました。(今回の件で、Kはほぼ病気に近い性犯罪者の脳の持ち主だと感じました。そのような人間が注意された程度で今後同じような犯罪行為をくり返さないと考えるのは甘いです。それで、H支社内の女性に警告の意味で怪しかったら逃げろと伝えたかったのです。理由も説明しました)
とにかく、何らかの証拠を手に入れるまでには我慢してとにかく低姿勢でと、毎回歯をくいしばって耐えていました。あの日の録音テープさえあれば、簡単に決着していたはずですが、証拠がないことで真実が証明できないことは悔しいという表現では優しすぎます。担当者との会話では「すみません」「ありがとうございます」という言葉を発しながら常に証拠のことを考えていました。おそらく、その態度から謝罪程度で十分対処できる相手だと勘違いしたかもしれません。
その後、3人の話をセクハラ担当チームで検討してもらい「証拠はないが信憑性が高い」と判断され、1月23日(金)労務担当部長I氏とS氏の立ち合いで、ホテルN・Hで謝罪と謝罪文の提出になりました。スマホの動画機能で録音し「許しません」と返答しています。「向かいのK通信さんに来る客の足音がするだけで動悸がひどい」に対して、S氏は「この間も(動悸のこと)言ってたよね」と発言しています。
担当チームが「セクハラはあった」と認めているにも関わらず、就業規則に則って懲罰しないのはどう考えてもおかしく、変更しなければ、今後も被害者が私と同じ苦しみ(勇気を出して相談したのに結局加害者が処分されず全然納得出来ない)を味わうことは容易に想像出来ます。
1月27日(火)I氏から電話あり「学芸会のような謝罪だった。謝罪文も何かを丸写ししたような物(特にM)で」全然納得していないこと、体調不良が良くならない話、そして「加害者の異動はないか」と堪えきれずに尋ねました。その時「総務の枠って少ないからちょっとねー」「(Kは)就業区分要注意だからねー」「(Mは)経理とか出来たら他の局もあるけどねー(経営企画局)」と完全に加害者の肩を持っているとしか思えない発言がありました。産業保健の基本である安全配慮義務を理解しているのか、と怒りに近い感情でしたが、目上の方なので直接言えず引き下がりました。仕事の関係で衝突する訳にはいかず、友好関係を維持する為に「お話聞いていただいてありがとうございました」等と感謝の発言を連発して終わりましたが、本心はまったく違います。「診断書貰ってきましょうか?」や「Kに治療費払わせたいんですけど」などお金がからむことに対しては、返答をしないところもさすがだと感心しています。
しかし、2月5日(木)健康管理担当者会議の案内を受け取り、それまで押さえていた気持ちが爆発しました。翌日のH氏へのメールで分かって頂けると思います。

私はD新とはまともな話し合いにはならず、人間としてのプライドもずたずたにされました。最後にM総務局長(今回のセクハラの件、会議に加わったと聞いております)に、資料を一斉送付するか、逸失利益&慰謝料を支払うかどちらかにして下さいという手紙(資料も同封)を送りました。
そして、1月19日(木)A総務局次長から、手紙が届きました。A氏は社としては対応した(謝罪・謝罪文の提出、加害者への注意)つもり、だそうです。が、全く理解出来ないのが、私への被害回復の手立てという表現です。加害者を異動させず、そのことにより更に健康を害していると訴えているのに一体何したつもりなのでしょうか?おまけに一円も慰謝料を払う気がないことも分かりました。Iさんに時々話しを聞いてもらうことが回復の手立てなのか、馬鹿にするにも程があります。
支社の部長に連絡を取るよう指示したと書いてありますが、2月10日(火)以降は頻繁に携帯にかけてきています。しかし、職場長であれば1月下旬頃、総務の2人が私に対しセクハラを行い、謝罪等を行ったこと知っているはず(S氏はそう言っていました)、であればまず部下の不始末を詫び、私と職場長面談を速やかに行っていなければならなかったはずです。いつ来室するのかと思っていましたが、結局2月10日(火)17時20分頃「Hさんが電話しても出ないって言ってるんだけど」とやってきました。私はその日もう精神的・肉体的な限界を越え、もうこのままでは死んでしまうと思いました。二度と出社出来ない可能性もあったので、私物などはほとんど処分し、机の上にも物がない状態でした。それを見て異変に気づいたようで、焦ったような表情でしたが、「話にならない。もう帰るので」と冷たく言い放ち帰宅しました。
なぜ、S部長にこちらから相談せず、電話にも出ないのかと言うと、二面性があり日中は過剰に紳士的な振る舞いをするのですが、営業部の飲み会(2次会で)はいている靴下をコップにかぶせ、部下に飲ませるという有名な話があります。忘年会の時、カラオケで歌わないという約束でしぶしぶついて行ったのに、入力の機械をグイグイ嫌な感じで押しつけられました。「これって何かのハラスメント~」と冗談ぽく返しましたが、「俺はセクハラ・パワハラで会社やめるの上等!!!」と言われ、あの噂は本当だと確信しました。
なので、今回の件に関してこちらから相談する気にはなれませんでしたし、はっきり言うと職場長として認めていない上に、今まで放って置いたくせに急に電話攻撃してくるな、という抗議の意味もあってわざと出ませんでした。S部長にも安全配慮義務の予見可能性と結果回避可能性の責任はあると思います。

A氏は「もう一度話し合って」と書かれていますが、話し合いにならない会社だから私が抑うつ状態を悪化させていったのは明白です。

リスクマネジメント能力の著しい欠如が破滅を招くことすら分からない。人を人とも思わない。そのくせ、新聞では庶民や弱者の味方のようなふりをする。
D新に不正を追求する報道機関の資格はありません。

どうか一社でもこの件を事件にして欲しい、もうD新と戦うのに疲れ果てました。
終わりの見えないPTSDの苦しみから解放されて楽になりたい。でも、この手紙を書くまでは絶対に死ねない。復讐の気持ちだけが自分を支えていました。

どうかよろしくお願い致します。

H新聞H支社健康相談室 M・M>

 Mさんは2月16日付で、H新聞社総務局長のM・Y氏に宛てて、次のような直筆の手紙を出している。

<H新聞社 総務局長 M・Y様

突然お手紙を差し上げます失礼、お許し下さい。
私は、ご存知だと思いますが、昨年12月に起こったセクハラの被害者です。
被害を受けた後、相当苦しみ、窓口担当者(I氏)には、おそらくトータル10時間程度事情聴取を受け、「信じてもらえないと思うが、奴らは常習犯で計画性を感じる。自分には過去、そして未来の被害者が見える」と必死で訴えました。ハラスメント相談報告では伝わらないでしょうが、恐怖が今でも脳裏に焼きついており「被害者の心のケアという感覚はぬるい。絶対に新たな被害者を出してはならない。そして、自分に対しては大人の対応をお願いします」と懇願しました。
しかし、結局ホテルでの「学芸会」ような謝罪・謝罪文の提出、それだけで終わりました。
「処分するためには、参加した全員の事情聴取が必要」と言われ、契約スタッフの女性2人を巻き込みたくない気持ちから、諦めた事を後悔しています。
本当に辛い決断でしたが、同封した資料を近日中に一斉送付する予定でおります。
①北海道警察H方面本部
②H労働基準監督署
③同業他社(雑誌も含め10社予定)
④知人のD新販売所(母の実家が販売所であり、お世話になった方々に退職の経緯を知ってもらいたいので)
⑤H支社産業医O先生
あともう少し追加あるかもしれません。

1/27(火)I氏より電話あり、フラッシュバック・動悸・激減した体重が元に戻らない・加害者が同じ建物に勤務しているので、ドアのノック音を聞いてから誰か分かるまでの一瞬の強い恐怖・足音がするだけで動悸がひどい(何回言ったか分かりません)。12/18(木)初回相談から、電話6回+ホテル1回の話をしています。
保健師という医療関係者でありながら、深刻な状態であることが理解できないのか、事なかれ主義で受け流しているのか分かりませんが、自分が同じ相談を受けたら、プロとしてとても聞き流せるような内容ではありません。
S氏に関しては、1/8(木)ホテルN・Hで初めてお会いした時、ある発言で「この人は初めから調査する気はない」と分かりました。
その後の電話でも「会社員が始末書書かされるって事は、相当この先生き辛いんですよ―」と言われ「加害者が会社で生き辛くなるのは当然。その事によって私の傷は全然よくならない」と返しましたが、全く聞く耳を持っていませんでした。その他にもS氏のセクハラ被害者の神経を逆なでする言動は色々ありました。悪意はないのでしょうが、非常に無神経な人という印象しかありません。
被害者の希望や意見を聞くというより、ただ隠蔽する事が仕事だと思っているのではないでしょうか。

H支社では毎月月末に衛生委員会があり、1/30(金)にも開催されました。
その時も、加害者2名と顔を合わせる心理的付加が尋常ではなく、連絡が来た時~当日~翌日の体調不良(特に翌日は起き上がれず、ほぼ一日絶食で寝込む)状態です。しかし、私は健康相談室勤務の為、欠席するという選択肢はありません。

1/27(火)にあれ程、苦しみに耐えている事を訴えれば、いくら鈍感でもI氏は事の重大さに気付くと思っていました。が、3月の健康管理担当者会議の案内を受け取り、目を疑うとともに、絶望的な気持ちになりました。
私は毎月数万円程度の賃金の為に治療費を払い続け(退職しても)、PTSD+抑うつの苦しみに耐えることを平気で強いる、H新聞総務局の感覚が理解出来ません。(警察・病院等のセクハラ・パワハラの処分は報じているのに、自分の会社の問題はきちんと向きあわず、隠すということがおかしいと思わないのでしょうか)

私は2/10(火)健康相談室を片付け、加害者のMに「しばらく休みます」とメールを送りました。2月に入ってから我慢の限界を超えたのか、希死念慮まで浮かぶようになりました。私は素人ではないので、PTSDは基本的に治らないと分かっている事と、会社の対応のひどさが合わさって、このような状態になったのだと思います。客観的に資料を読めば、因果関係は明らかです。

資料の一斉送付を止める可能性があるとすれば、
・逸失利益(65才までの分)
・慰謝料(金額は明示しません)
を支払うという、当然の事ですが、色々言い訳されると余計精神状態が悪化するので、払いたくなければ別にいいです。

私はただ「D新のありえなさ」をD新に言っても仕方ない思い知らされたので、常識のある世間の人に、今回の件を伝えたいだけです。
今後の行動については予告しましたので、「知らなかった」という言い訳は通用しません。もちろん、この手紙もコピーして資料に加えます。

以上、大変長くなりましたが、乱文のほど、ご容赦ください。

平成27年2月16日 H支社健康相談室M・M印>

 この手紙に対し、H新聞社は2月18日付で、総務局次長A・T氏の名前で以下のような回答を送った。

<謹 啓
その後、体調の方はいかがでしょうか。会社を休まれていることを聞き、心配しておりました。
さて、2月16日付の総務局長宛の簡易書留は確かに受け取りました。健康管理は、小職の担当になりますので、代わってお答えさせていただきます。

今回の件は、M様のご意向も聞きながら、社としては対応したつもりでしたが、それについてご不満があるとのことで、大変残念です。
1月23日の謝罪と注意などで一定程度の対応ができたものと考えていましたが、私どもの受け止めおよびM様への被害回復の手立てなどに不十分な点があったとしたら、申し訳なく思っております。

今回の件について、もう一度きちんと話し合いをしたいと考え、支社の部長、本社の看護師らにM様と連絡をとるよう、指示をしておりましたが、連絡がとれないまま、今回の書留が届く事態になってしまいました。

お手紙を拝見して、M様のご主張は分かりましたが、いきなりの二者択一では、M様が望んでおられた再発防止と、ご本人の被害回復にとって、良い結果にはつながらないのではないでしょうか。
M様が結果的にその二者のどちらかを選ぶにしても、M様が信頼できる方にご同席いただいた上で、もう一度話し合って、より良い方法を探りたいと考えています。

会社としては、直接お目にかかって、M様のご主張をお聞きし、話し合いができればと思っております。お会いできるようでしたら、Iからご連絡いたしますので、お返事をお待ちしております。

最後になりますが、まだまだ寒い日が続きますので、ご自愛ください。敬 白

 次に、Mさんが「何かを丸写しにしたような物」と憤慨した、加害者2名の謝罪文を掲載する。まずはK氏から。

<前略
私は平成26年12月8日に行なわれた総務グループの忘年会の2次会、3次会におきまして、M・M様に対し大変不快な思いをさせる言動や行為を行い、精神的、肉体的苦痛を与えてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。
当日は過度に飲酒をし、我を忘れて愚かな振る舞いをし、M様の私に対する日頃の信頼を踏みにじることをしてしまいました。
このような事態を引き起こしたことは、ひとえに私の不徳の致すところであり、弁解の余地もなく深く反省しておりますとともに、M様に対し心からお詫びを申し上げる次第です。
今後は二度とこのような過ちを起さぬよう、立場をわきまえ過度な飲酒を慎しみ、理性的に行動することをお約束します。
一度失った信頼を取り戻すことはできないでしょうが、お詫びの気持ちだけでもお汲み取りいただけましたら幸いに存じます。
今回ばかりはM様にお許しをいただけますようよろしくお願い申し上げます。敬具
平成27年1月23日  K・Y印
M・M様>

次にM氏の謝罪文。

<前略 この度は総務グループの忘年会の席で、M様に対して不謹慎な発言をして、精神的、身体的苦痛を負わせてしまったことを、深く反省し、お詫び申し上げます。
忘年会という親睦の席に甘えて、適量を超えて飲酒してしまい、理性がはたらかず、大変失礼な言動をしてしまいました。一社会人として、絶対に許されるものではなく、M様が負った苦痛を思うと後悔の気持ちで胸が痛み、誠に申し訳なく思っております。
今後は宴会の席や日常においても、立場と状況をわきまえて、二度と同じ過ちを繰り返さぬようお誓いし、信頼の回復に努めていきたいと思っております。
今はただただ謝罪をしたい気持ちでいっぱいです。
まずは、書中をもってお詫び申し上げます。草々

平成二十七年一月二十三日  営業総務グループM・M印>

 そもそも昨年12月8日の忘年会で何があったのか。被害者であるMさんがハラスメント相談窓口に電話相談をした際の報告書(2014年12月26日付)には、次のような生々しい描写が記されていた。

<相談日 2014年12月18日、19日(電話相談)
相談者 H支社営業部 M看護師(嘱託)
担当 I

【要旨】
職場の忘年会の二次会、三次会にて、社員2人からセクハラ行為を受けたという相談。
加害者とされる社員は、H支社営業部(総務)K次長(以下K次長)、M部員(以下M部員)。

【詳細】
12月8日(月)職場の忘年会に参加。
※忘年会については、11月にK次長から直接聞いた。勤務日ではないので、相談者としては欠席したかったが、K次長からは都合の確認もなく、「決まったから来てね」といつもの笑顔で一方的に言われ、「ああ、はい」と返答した。年に1回のことであり、これも仕事だと思った。

参加メンバーはT支社長、S営業部長、K次長、M部員、契約スタッフ(Sさん、Tさん)、相談者の7人。

一次会は18時に開始し2時間位。おしゃれで明るい雰囲気の欧風居酒屋で、宴会も明るく楽しいものだった。
宴会の途中で、K次長から「二次会、三次会来るんだよね」と当然のように念押しされ、内心気が進まなかったが、わざわざ忘年会のためだけに出てきたこともあり、「皆さんが行くなら行きます」と答えた。
二次会の行き先がカラオケということになった。相談者は歌うことが大の苦手であったため、一次会で帰ると言ったところ、支社長から歌わなくていいからおいでと誘われ、参加することとした。
カラオケ店に向かう途中、メンバーの一番後ろをK次長と歩いていたところ、突然K次長に右手を強く握られた。相談者はびっくりし、足元は凍結していて転倒しそうだったので、あわてて手をふりほどいた。

二次会。入店時間、場所は相談者もよく覚えていない。広めでかなり暗い部屋だった。7名全員参加。
当初相談者の隣は支社長が座っていたが、突然斜め向かいに座っていたK次長が立ち上がり、支社長に席替えを要求し、相談者の隣にドカリと座った。室内が大音量のため、耳元でひそひそと社内の話題で会話をしていたが、いきなり「ねえ、ねえ、Mさん彼氏いるのぉ?」と聞いてきた。突然のことでびっくりしたが、「いない、いない」と答えると、「じゃ、どのくらいいないの?」と聞いてきた。その後も体をピッタリと密着させてきながら、K次長「好きな人いないの?」→相談者「いない、いない」 K次長「今まで支社で誘ってきた人いるんじゃないの?」→相談者「いない、いない」 K次長「ホントに、ホントに?」→相談者「いない、いない」というやりとりが続いた。そして、K次長の「ねえ、ねえ、エッチしたいときはどうしてるの?」という言葉に相談者は「え???」となった。K次長とは日頃親子のような感じで接していたので、このようなことを言う人と思っていなかった。“まさか”と思考停止になっていた。相談者が混乱している中、K次長が「ねえ、ねえ、どうしてるの?おしえて、おしえて」と体を押し付け、ソファーに押し倒されそうになった。相談者は、必死にそれを押し返すことに精一杯で、周囲がどのように見ていたかまで気が回らなかった。
二次会の終了時、支社長に「あそこの二人は置いていったほうがよさそうだねー」と言われた。(後日、参加していたスタッフの一人から、その時の様子を支社長が携帯で撮影していたと聞いている。どういうつもりで撮影したかは不明)
二次会が終了したのは23時頃だったかと思われる。この点は相談者もはっきりとはわからない。相談者とK次長、M部員以外は帰宅し、相談者は二人にサーっと三次会に連れて行かれた感じだった。

二次会で帰れなかった理由
カラオケ店から出てきた後のことはよく覚えていないが、二次会の会場が相談者にとって大嫌いな場所であり、それだけで疲れていたことと、K次長の言動に応戦し続けていたことが重なり、かなり疲労困憊していた。外は真っ暗で頭の中は靄がかかった状態だった。一次会の時に三次会も出ると約束していたので、ついていかなくてはいけないという暗示にかかっていたような感じだった。

三次会は、暗くて狭い居酒屋だった。厚い衝立で仕切られた4人がけの席に座らされた。
相談者の隣にK次長、向かい側にM部員が座っていた。
K次長とM部員が某社員の批判をし始め、そのうち相談者に対しK次長が「あいつは絶対にダメだ。あいつとつきあったらダメ。だからオレにやらせろ(エッチしようという単語頻出)」と言い出した。足をなでまわしたり、体をぎゅっと強く押し付け、顔を覗き込みながら、「やらせろ、男がやりたいと言ったらやらせなきゃダメなんだよ」「オレは女を見るときはやりたいか、そうじゃないか、それでしか見ていない。Mさんは来た時からやりたいと思っていた」などと言い、相談者を1時間あまり軟禁状態にした。その間、相談者は足をなで続けるK次長の手を振り払い、「絶対無理」「キャバ嬢じゃないでしょう、冗談やめて下さい」「奥さんいるでしょ」と抵抗していたが、M部員は二人の様子をじっと見ているだけで止めに入らず、席を立っては戻って来て、またすぐに席を立つということを繰り返すのみだった。
店の閉店時間あるいはラストオーダー(AM0:30)が迫ってきた頃、焦れたM部員が相談者に対し、威圧的な態度で「Mさん、Kさんの愛人になっちゃえば」と言い、その言葉にすかさずK次長が反応し、「そうだよ、そうだよ、愛人になっちゃえ」と言いだし更に体を押し付けてきた。K次長の脅迫的な様子に相談者はパニック状態になりながらも、閉店時間まで抵抗しつづけ、なんとか無事に店を出ることができた。
この日、加害者側の2人は酔ってはいたものの、泥酔はしておらず、相談者も飲酒していなかった。

翌12月9日(火) 相談者がいつもどおり13時30分に勤務についたところ、10分後位にK次長が健康相談室を訪れ、「オレ、三次会に行ったんだって?全然記憶ないの。行ったって聞いてビックリ」などと話しだした。相談者が「カラオケどんへんまで覚えていますか」と尋ねたところ、「わかんない」と笑顔で退室していった。スタッフからの話でも、K次長は職場で三次会に行った記憶がないことをしきりに強調していたとの事。
M部員とは12月8日以降顔を合わせていない。→18日は衛生委員会があり、M部員がどういう反応を見せるか観察していたが、相談者の方を一度も見ようとしなかった。

被害にあってから体調不良になっている。朝から具合が悪かったり、食欲がなく、全く食べられない日もあり、体重が落ちてしまった。K次長とは言葉を交わすことはできず、会えば体が強張る。右太腿部がざわざわすることもある。話しても信じてもらえないという気持ちが強く、相談するまでに10日程かかってしまった。しかし、三次会の席で二人の会話から「○○ちゃんは良かった(いやらしい表情で)」「△△ちゃんともやりたい」などという言葉が聞かれ、また、ある女性が過去にM部員がらみで誘い出された経験(今回と似ている)があったと聞いていたこともあり、今後被害者が出た場合などに備え、健康管理スタッフや産業医にだけは知っておいてもらいたいと思い、相談したとのこと。

今後について
本格的な調査は望んでいない。現職場でこれからも働き続けたいので、大掛かりなことになるのは困る。
加害者に対しては、くれぐれも厳重に注意してもらいたい。以上>

 そんなMさんに、総務局健康管理担当のH氏から2015年2月3日付「健康管理担当者会議」の案内が送られてくる。その内容は次の通り。

<健康管理担当者会議のご案内

◇日時 2015年3月13日(金)午後1時30分~5時30分

◇場所 本社2階・C会議室(2階食堂向側)

◇出席者(敬称略)
I労務担当部長、S労務担当次長、本社K産業医、T総務局員
健康管理担当者:M(函館)、M(旭川)、Y(釧路)、N(東京)
支社看護職:M(函館)、S(旭川)、O(釧路)
本社健康管理担当:M、I、H

◇会議内容
1)ご挨拶(総務局長)
2)2015年度「安全衛生管理計画書」について
3)職場の健康管理活動について(K産業医)
4)本支社からの課題について
5)その他
※各社検討事項については、事前に要点をおしらせください。
※会議終了後に懇親会を予定しております。

総務局健康管理担当H(内線21××)>

 この案内に対し、Mさんは2月6日、H氏に抗議のメールを送った。内容は以下の通り。

<H様
お疲れ様です。

昨日、健康管理担当者会議の案内受け取りました。
内容を確認して愕然としました。お時間のある時に専任衛生管理者としてのHさんのご意見を伺いたいです。

昨年12月、私が営業部(総務)の2人から悪質なセクハラを受けたことはご存知だと思います。
電話相談(5回)+ホテルでの事情聴取の結果「証拠はないが信憑性が高い」と判断され、1月23日謝罪と謝罪文の提出がありました。(始末書も提出していると聞いております)
その際、謝罪に対しては「許しません」と返答しており、I部長とS次長に対し「病院に通院しているが、フラッシュバック・動悸・悪夢・右脚の不快感があり、特に加害者が同じ建物に勤務しているので足音がするだけで動悸がひどい」ことは強く訴えました。
要するに、加害者と和解をしておりませんし、被害者の健康を害している状態だということです。
ちなみに、今回証拠がないとどんな悪質なセクハラを受けても立証するのが難しいことを思い知らされ、もう2度とこのような悔しい気持ちは味わいたくないので、謝罪~の話は録音してあります。

話しが逸れてしまいましたが、3月の会議にMが衛生管理者として参加するということは、会社側(労務)は、

①セクハラがあったことは認めるが、加害者を異動させるつもりはない
②セクハラの加害者が衛生管理者を務めるのは問題ない
③安全配慮義務の予見可能性を知らない。あるいは知っているが違反していないという認識
④被害者と加害者を同席させることによる強い心理的負荷を全く考慮していない。

と判断せざるを得ません。この案内文は非常に重要な証拠になるので大切に保管します。

私は主治医にハラスメント相談報告を見せております。内容に関して「ひどい話だ」と言われ、Mは衛生管理者であることを告げると絶句されました。先生は私がH新聞H支社に勤務する看護師であることをご存知です。
また、「警察だったらKはとっくにクビになっている。昨年から相談しているのに2人が現時点で異動していないのは本当におかしい」という意見もあります。(誰の発言かは教えられません)

今年1月29日、市立H病院のわいせつ被害の記事を読み、怒りを通り越して呆れました。H新聞総務局セクハラ担当チームは新聞を読んでいるのでしょうか???理解に苦しみます。

私は当初から「被害者が泣き寝入りしいて仕事をやめるのはおかしい。退職するつもりはない」と言い続けておりますが、大企業しかも新聞社の対応としてはありえない、というか感覚がおかしいと思います。被害者が要求しなくても、加害者を速やかに異動させるという基本的なことが何故出来なかったのでしょうか。最近は訴訟について勉強する日々です・・・

H支社 M>

弊社へ寄せられた告発文、怪文章を公開しています。掲載されている文章の内容、事実関係の真偽、信憑性については一切保証されておりません。当コーナーへのご質問、ご意見などは受け付けておりませんのでご了承下さい。