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2016/05/26(木) 〝黒い巨塔〟教授の悪行

 A4用紙5枚に、びっしり書かれた内部告発が寄せられた。医系大学の某教授による悪行三昧がしたためられている。ただし、伝聞によるものが大半。それにしても、内容の真偽は別にして、この教授のデタラメさ、無責任さは目を見張る。どうしてこうした人物が出世できたのか不思議だ。人事システムに問題があるとしか考えられない。以下全文。原文は実名。

<私は●●●●大学■■■■内科(旧第□内科)の一医師です。
以下に当講座K教授の金正恩まがいの今時こんなことがまかり通るのかと思われるようなパワハラ、アカハラ、時にセクハラ行為ならびに倫理観の欠如した日常生活態度について告発いたします。どうか貴社におかれましては我々教室員の辛い立場をご理解の上、精査いただき、公表していただければ有難く存じます。
なお、このような形で告発状をマスコミの方に送ります理由は大学内部での告発が外部に恥を晒したくないというこれまでの閉鎖的な体質の故に没される可能性が高い(自浄作用の欠如)事にあります。また私が匿名でこの告発状を投函します理由は、そうしなければ必ず臨床教授として絶大な権力を持つK教授による様々な報復を恐れるためであります。どうかご理解いただけますようお願いいたします。

まず、はたから見ていて本当に心痛く、間接的に我々教室員が大いなる被害を被っている事として、つい最近まで准教授をされていたT先生と現在講師の職にあるS先生に対するパワハラ、アカハラを挙げたいと思います。事の起こりは昨年から始まっていた本学△△△△△講座の教授選でした。本年4月まで学長であられたS先生が、従来第×内科と第□内科の両科で別々に行ってきた△△△△診療を一本化して新しい△△△△△講座を作るという方針を打ち出しました。その教授選には当然ながら第×内科から候補が複数出ることになり、一方第□内科からは当初K教授自身が出ようとしました。しかし、現役の教授が全てを乗っ取ってしまう事を恐れた(という噂です)学長はK教授に出馬を思い留まるように説得したとのことでした。それを受けて第□内科で人望、実力ともに抜群なS講師を推す声が学内から上がり立候補することになりました。それに対し、おそらくは嫉妬心からか、K教授は立候補を辞退するように猛烈な恫喝をし始めたようです。後でS先生から聞いた話では破門して辞めてもらう事になるぞなどと言われその恐ろしさに相当悩んだと聞きますが、一本化した新しい講座を作るという学長の方針を踏まえ●●●大のためにS先生を推す方々の声にも耳を傾け立候補の立場を続けておられたようです。そこでK教授がまず行ったパワハラは驚くことに准教授のT先生に対するものでした。T先生が准教授の立場にありながらS先生の立候補を止められなかったのはS先生に対するシンパであろうと思いこみ、突然、病棟医長を解任し▲▲療法管理室室長の任も取り上げました。いずれの任も準公職であったと聞いております。
外来▲▲療法室(我々若者もそこで研修の場を頂いていました)の看護師さんから聞くには、T先生は外来▲▲療法チームのリーダーとしてスタッフから非常に信頼されていて、T先生が新しい外来▲▲療法室の立ちあげを指揮していた最中に、突然交代されるのは非常に不安であり納得できないとのことでした。また▲▲療法の経験が皆無で、がん薬物療法専門医の資格もない新室長への人事交代は看護上も問題があるとのことで、看護室全体で大きな問題になりまして、我々も何とかならないのかと色々言われましたが我々の力では何とも致しがたいと答えました。そこで看護部長から病院長にクレームしたそうですが、うやむやにされたそうです。
このように次々とパワハラを繰り返すことでT先生のやり甲斐を失わせ、辞任に追い込んだのです。辞任したT先生は医師としての職を探そうとしたのですが、K教授は同門が勤務する病院、例えばT病院やHセンターの方に手を廻して(電話をして)T先生を受けとらないように圧力をかけました。その結果T先生は北海道内での同門病院での就職ができなくなり本州のSクリニックで雇われ院長職に就いていると聞きます。なおT先生は大学内のパワハラ委員会に相談されたらしいのですが、いろいろ考えた結果早く新しい人生を選ぶ事にしたようです。またS先生が選挙期間中であり大事にすることは控えたようです。
問題はT先生がそれまで面倒を見ていた幾人かの大学院生が突然指導者を失った事でして、論文作成に支障をきたす事になりました。T先生はS先生と共に総回診、机上回診臨床カンファレンス(詳しくは後述いたします)などでK教授にかわってご指導いただいておりましたので、我々にとりましては大きな痛手となりました。因みに現在T、Sの両先生の代わりをしている先生方は、残念ながら臨床の力が数段劣る為全く勉強になりません。さらにT先生はご自分が書き上げていた論文から名前を削られてしまった(アカハラ)という事を聞いております。その辺の経過はT先生に問い合わせれば全て真実である事が判明すると思います。
一方教授選については、第×内科の全ての候補がまず落選し、S先生は最終選考で外部からの候補者と競った結果、惜敗したと聞いています。これを受けてK教授のS先生に対するパワハラが酷を極めるようになりました。
私達が見聞きし確認した範囲では、まず、T先生と同様に、突然学内の担当していた◇◇◇◇◇◇審査委員長などすべての任を解任し、また、我々もびっくりしたのですが、S先生より年下の講師(業績も人望もS先生とは比べものにならない)を准教授にあげる人事を行いました。ご自分で行う研究の機会も取り上げられ、また研究の指導も一切許されなくなったため面倒をみてもらっていた大学院生も途方にくれていました。臨床のカンファレンスの司会も解任され、そこへの参加自体も最早医局員としては認めないとして禁じられた為、最近では一切顔を見なくなりました。さらに※※※の業務から外されたことでS先生にしかできない高度なテクニックを要求されるような症例では我々若い教室員では対応できず、看護師さんたちも本当に困っています。このように我々若手教室員はT先生のみならずS先生の指導を受けられなくなりとても困惑しており当科の臨床レベルが低下する事を嘆いております。
またS先生ご本人が嘆いていたのですが、今年からは、金銭的に追い込んでやれとのことで関連施設への診療支援も禁止になったようです。卑劣なやり方に本当に心が痛みます。さらには、4月からは学生講義の禁止(多分講師は講義をする義務があると思うのですが)、大学での外来診療も禁止されていてS先生を慕って通っていた多くの患者さん(道議会議員の方などもいると聞いております)が途方に暮れているようです。まさに越権行為も甚だしいと感じております。
このような様子を具に見て未だ私たち若手教室員はK教授に対する憤りと、このような教室を選んでしまった失望とやりきれない気持ちとで何とかこのK教授の横暴を抑える手はないかと思案してきました。実はK教授の問題行為は私が入局する以前からあったらしいです。以下にその伝聞した内容も付け加えます。
1)K教授がまだ助教授であったころ(今から10年ほど前)日本臨床■■学会の専門医を取得する為、自分の受け持った患者さん数十例についてのレポートを出す事が求められていましたが、彼はズルをして、当時の助手や教室員が苦労してまとめたリポートを持って来させ、写し書きして提出したところ、審査員にバレてしまいました。この事によりK助教授が罰せられるのは当然でしょうが、無理やりリポートを使われてしまった人たちまで泣く泣く受験資格を剥奪された事件があったといいます。しかも彼はそれに懲りず、次の年も同じ事をしたそうです。その時内部告発により、某新聞社が記事にしようとしたと聞いています。このような医師としての倫理に違反する行為は準詐欺行為にあたるはずです。なおその後、日本臨床■■学会では彼の事は悪い意味で有名になり学会の要職には就けていないとの事です。
2)元第□内科教授のメールを覗き見した行為(不正アクセス行為)この事件についても伝聞に基づくものですが、K教授が教授になってすぐのころ(8年前)元第□内科のN教授のメールに不正アクセスしたとの事です。当時この事は大問題となり、元教授は道警にまで相談にいったとの噂が立ちましたが、内偵の結果、御自分が後継者として推挙したK教授が犯人であることがわかったため、結局は内々に訴えないことにしたそうです。これなどは、まさに閉鎖的体質そのものだと思います。もし、きちんと訴えていてくれれば教室員一同にとって良かったのに残念至極です。
3)思えばK教授の倫理観の欠如は、私も入局した時から身近に感じてきました。K教授は基本的に教授権力を笠に着て、仕事をサボる人のように思います。教授の業務として最も大切なものの一つである入院患者の総回診も真面目に取り組まず、半分以上は准教授に丸投げしています(体調不良、実際にはない会議を理由に)。机上回診も准教授、講師に任せっきりで顔を見せず早く帰ってしまいます。研究の指導や論文作成、校正もやはりスタッフに任せ、ほとんどいたしません。自分は、勤務中でも携帯ゲームに夢中になり、我々にいかに自分が上手であるかを自慢したりします。そんな時は本当にがっかりします。
また大学構内での禁煙は内規となっているにもかかわらず、いまだに平気で喫煙をいたします(診療時間中病院内敷地で喫煙をしていると目撃情報もあります)。この事に関連して彼が市内の病院へ診療出張する時に必ず使うのは喫煙を許すタクシーであり、教室員にもそのタクシーを使うように指示します。あるいはキャッシュバックでもあるのではと噂になっています。
また、種々の院内の会議の出席などを准教授に任せてよくサボると聞いています。
また、海外の学会へ行った際に、発表のポスターを教室員に貼らせ、自分は会場にすら行かなかったり、逆に発表者には海外に行かせず、自分のみが医局の金を使い、奥さんや家族を連れて観光して歩くといったことを平気で行い教室員のひんしゅくを買っています。
K教授は金銭的にもかなり危ない事をするらしく、例えば去年アルバイト収入が内規の金額を大幅に超えていたことから●●●大の某教授が解雇処分を受けたことがありましたが、その問題が明らかになるまで、つまり昨年の3月までK教授も大学に嘘の申請をして、予定の額を大幅に超える収入を得ていたという噂です。おそらく出張先病院から振り出される給料明細書を調べればすぐ判明するはずです。これもあるいはなんらかの処分の対象となる事例かと思います。
また教室費というものがありますが、通常は大学勤務医のみから互助会費として集めるものであり、大きな金額にはならないそうですが、K教授は大学に勤務している医師以外からも一月に一万円を徴収していますので、総額では少なくても年間500~600万円程度にはなっているはずですが、税金は納めていないと聞いています。さらに、その用途として教室庶務や学生勧誘に使用しているとのことですが、K教授の私的な旅費(公的には奨学寄付もしくは道旅費として出張費は支給されているそうなので旅費の2重取りとなります)等に使用されているとも噂されています。

以上述べてきたK教授の悪行(あえてそう呼ばせてもらいます)については、実は学内でかなり噂になっていて、前出の前学長や臨床を一緒に担当する外科の先生などはほとほと困っていると聞きます。しかし、他の講座の人たちにとってはあくまでも他人事であり自分の腹が痛む訳ではありません。また大学の上層部の人達はあまり内部の恥を外部に出したくないはずです。T先生やS先生はどれほどやり切れない思いを秘めている事かと推察しますが、今の所は一生懸命耐えているように見えます。しかし、おそらくこの事がオープンになれば進んで実情を明らかにしてくれるように思います。
私達若い教室員にとっては、T先生やS先生に対する執拗な仕打ちを見ていると明日は我が身のような気がしてとても落ち着いて仕事をする事が出来ません。これは、実際にその場に居合わせたわけではないので又聞きの域を出ないのですが、ある女性医師が大学院に入りたいと申し入れたところK教授が女はどうせすぐ辞めるんだから意味ないだろと言ったらしく(まさにセクハラ)その女医は不快でショックを受けたそうです。この事も漏れ聞く話なのですが、とても重要な事だと思うので記載します。
今の医局制度下、特に第□内科では一旦入局すると教授の許可なく教室を去る事さえ難しいのです。K教授本人はもちろんの事、教室長に話を聞いても隠そうとする筈ですから本当のことは聞けないと思います。どうか貴社におかれましては、精査された上で、外部から大学に働きかける事で黒い巨塔における私達の窮地をお救い下さいませ。お願いいたします。>

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