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I・C・Cインターナショナル
取材日:2019年12月

写真大 共同開発した特殊低騒音電源車

写真 佐藤康廣代表 写真 発電機を2台搭載している「無停電発電」 写真 オーダーメイドで製造した電源BOX

低騒音かつ安定した電力供給で多方面から注目を集める

「I・C・Cインターナショナル」は特殊低騒音電源車で電源供給をおこなう業界大手企業。2009年に警備保障会社「トスネット」(本社・宮城県仙台市、佐藤康廣代表)の傘下に入り経営基盤を強化。札幌市に加え、横浜市、仙台市にも拠点を構えている。道内はもちろん、首都圏や東北エリアでも各種イベント、コンサート、テレビ中継などにおいてその力を発揮してきた。
 大手発電機メーカーと共同で開発した電源車は、その高い性能に定評がある。発電機を防音素材で何重にも包んでおり、稼働時の騒音量は65デシベル以下。一般的な会話のボリュームとほぼ同等レベルだ。加えて、安定した電力供給を実現する「無停電発電」も好評の要因。電源車1台に発電機2台を搭載して並列同期運転することで、万が一の際にも、もう1台が電力を送り続けられる仕組みだ。
「静音かつ無停電の性能と専門知識を持つオペレーターの同行で差別化を図っています。設備を貸し出すのではなく、人材とのセットを徹底することで、安全・安心の電源供給を追求しています」と井川順一社長は語る。
 こうしたハイレベルなサービスに注目が集まり、近年は活躍の場を広げている。例えば、病院や銀行、データセンターなどの電気設備点検。点検時には電気を止める必要があるが、業務の性質上こうした業種では電気を止めることができない。そのため、点検を請け負う電気工事会社が発電機を使用して作業していたが、稼働音や出力の安定性などにおいて改善を望む声も少なくなかった。
 そこでニーズが高まっているのが同社の無停電・低騒音の電源車。首都圏を中心に多くの電気工事会社から依頼が舞い込んでいる。
 他にも、電力自由化にともなうマンションの電力切り替え時の電源供給も増加。自走式ならではの小回りの良さから、住宅街に適していると支持を集める。
「昨今の地震・台風などの自然災害に対するリスクマネジメントの観点から、企業からの電力安定性へのニーズも高まってきており、取り引き依頼が増加しています」と井川社長。
 また、同社では、電源BOXや特殊な電源ケーブルなどオーダーメイド品の製造・販売もおこなっている。電源車開発のノウハウと電気関連の素材に対する豊富な製品知識を生かしたものづくりが専門業者から好評を得ている。

基本データ

企業名:
I・C・Cインターナショナル
住所:
札幌市東区北34条東25丁目1番28号
TEL:
011・789・5757
URL:
https://www.iccgroup.co.jp/
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