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真駒内滝野霊園

樹木葬「さくらガーデン」

道内最大級の公園墓所。樹木葬など多彩な墓所を用意

公益社団法人ふる里公苑が管理運営する「真駒内滝野霊園」は、1981年に開園した公園墓所。道内最大級の広さ(公益社団法人全日本墓園協会調べ)を誇る総面積約180万平方㍍の敷地内には、5万基を超える墓石が並ぶ。モアイ像やストーンヘンジ、頭あたま大仏などのモニュメントも印象的だ。頭大仏殿内の「ロタンダカフェ&ストア」では、軽食や特製ソフトクリーム、土産品なども販売。参拝後の憩いの場所となっているほか、観光スポットにもなっている。

ガーデニングを意識した開放感のある園内には、さまざまな特徴を持った墓所がある。

新しい形の墓所として話題を集めているのが樹木葬の「さくらガーデン」だ。散骨や合葬式ではなく、区画分けされた部分に骨壺のまま納骨できるため、遺族が墓参りしやすく、改葬なども容易。

また、バラの香りが漂う継承者不要のガーデン式供養墓「ローズガーデン」や花々に囲まれた1人用の供養付きガーデン葬「つどい」、3平方メートルの自由設計型ガーデン墓所「八重の園」、どんぐりの樹木に囲まれた供養墓「どんぐりの杜」、ペットと家族が一緒に居られる「With FamilyⅡ」「One Family」など故人や家族の思いを叶えられる多彩な墓所を備えている。

このほか頭大仏に見守られながら7年間個別に安置供養し、その後永代供養墓に合葬する「頭大仏御廟」が21年に開設。見学の問い合わせも多い。

管理は、さまざまなプランを設け多彩な意向に対応する。例えば、子どもや孫に負担をかけずに墓が永代使用できる管理料一括制度「久遠くおん」や、一定期間が経過後は合葬になる永代供養墓移行プラン「むすび」も用意されている。

園内には、屋内展示場「墓石ギャラリー」を設置。午前9時から午後5時まで開場しており、専門の相談員が常駐している。季節や天候に左右されず気軽に利用できる。

ラベンダーと大地の合葬墓「頭大仏御廟」(祈りの間)
「モアイ像」はシンボル的存在