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村上・久保法律事務所

(右)村上 英治
むらかみ・えいじ/1993年北海道大学法学部卒業。98年に弁護士登録。2001年村上英治法律事務所開設。17年村上・久保法律事務所に組織変更。2016年度札幌弁護士会副会長。現在、札幌弁護士会の紛争解決センター運営委員会に所属。
(左)久保 実穂子
くぼ・みほこ/2004年北海道大学法学部卒業後、広島大学法科大学院法務研究科卒業。13年弁護士登録し、村上英治法律事務所入所。札幌弁護士会犯罪被害者支援委員会、倒産法委員会所属。

客観的視点の弁護に定評。企業の利益を追求する

大小さまざまな企業の法務を担う「村上・久保法律事務所」。経営と法律問題について村上英治弁護士は「経営陣の〝時給〟を考えれば、専門外の法律問題に費やす時間は短いほうがいい。コストパフォーマンスが高いのは専門家との共同作業です」とアドバイス。総務部や人事部などの担当者に、法務を一任しているケースも危険な場合があると警鐘を鳴らす。

「法律が専門ではない担当者の見解が間違っていることもありますし、担当者に負担を掛けすぎて問題の発覚が遅れることもあります。いつでも専門家と共同作業が出来る環境を整えておいた方が良いでしょう」と村上弁護士。 

弁護士との相性も重要だと捉え、同事務所では無料法律相談の活用を推奨している。

「相談者の事情を踏まえつつ、客観的なアドバイスも忘れないように心がけています。弁護士もタイプはさまざまですので、ご自身との相性を確かめる機会として、無料相談やスポットの依頼をしてから顧問契約を検討してはいかがでしょうか」と村上弁護士は呼びかける。

一方、各種ハラスメントの相談も増えている。久保実穂子弁護士による女性目線のアドバイスも好評。2人の弁護士が多角的に支援している。