ほっかいどうデータベース

岩田地崎建設

2022年9月に竣工した「IKEUCHI GATE」

土木・建築で抜を群く実績。DX推進など体制も強化

道内建設業界最大手。2022年に創業100周年を迎え、次の100年に向けて歩みを進めている。22年度の総売上高は914億円。ビルやマンション、宿泊施設からトンネル、橋梁工事、災害復旧工事など国内外で圧倒的な実績を築いており、現在も多数の案件が土木・建設分野のそれぞれで同時進行している。

直近では、北海道新幹線大新高架橋、Jリードバイオガスプラント、北海道新聞社東4プロジェクト新築、(仮称)北広島駅西口APJ新築工事、(仮称)ロイジェント若木新築工事(東京)、水産訓練センター整備計画(モーリタニア国)などの案件に着工。

また、IKEUCHI GATE建替え工事、(仮称)クボタ農業学習施設(KUBOTA AGRI FRONT)建設工事、NTT東札幌病院別棟新築工事、関越自動車道三芳スマートIC工事、水産物衛生検査公社ヌアディブ検査所再建計画(モーリタニア・イスラム共和国)などが竣工。培った高い技術力を存分に発揮している。

一方、地域への貢献度も高く、「環境広場ほっかいどう2023」などにブースを出展したほか、創業100周年記念事業「まち未来コンテスト」作品発表会・表彰式などを開催。ゼロカーボン・チャレンジャー宣誓、「緑の森林プロジェクト」(植樹)や「緑の水田プロジェクト」(田植え)を実施するなど、SDGsに関する取り組みも積極的におこなった。

22年7月にはDX推進室を開設。23年5月にドローンによる「無人点検システム」の実証実験を行うなど先進技術の導入にも注力。

奨学金返還支援や時差出勤制度を新設し、福利厚生を拡充。埼玉営業所を開設したほか、今年4月には39人の新入社員を採用するなど体制強化にも余念がない。

「緑の森林プロジェクト」での記念撮影
岩田圭剛社長
本社社屋