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大仁サービス

ランニングコストは1シーズンで2~3万円で収まるケースがほとんど

除雪負担軽減で生産性向上。高性能融雪機を提案

累計販売が1万台を超える融雪機「ゆうらく号」を生産する「大仁サービス」。製品開発から施工までを手がけ、手厚いアフターフォローも好評を得ている。

これまで顧客は一般家庭が中心だったが、近年は企業からの引き合いも増えている。要因の1つが生産性向上という企業の意識の高まりだ。

福士賢一社長は「会社の雪かきが〝仕事〟になっていませんか。本来取り組むべき業務に支障をきたしていないでしょうか。融雪機があれば、雪かきに要する時間は大幅に短縮され、社員の負担は軽減されます」と話す。

価格は工事費を含め、大型タイプで120万円ほど。社員が仕事に専念できることを考えれば、費用対効果は高いだろう。

ゆうらく号は、温水シャワーを用いることで融雪能力を向上。1時間当たりスノーダンプ約90~125杯分を溶かす。駐車スペースなら十数台分が1基で対応可能だ。また、業務用融雪機の販売も行っており、敷地の大きさに応じた最適な融雪機を提案している。

「排雪業者とシーズン契約を結ぶ家庭や企業も多いですが、オペレーターや運転手の不足もあり、大雪の場合は作業が遅延するケースも多い。融雪環境を整備しておいて損はありません」と福士社長。