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北栄ステンレス工業

本社に隣接する自社工場で製造。写真は溶接作業の様子

職人としての経験を積める好環境を用意

手に職をつける――世の中には多種多様な資格や技能があるが、「北栄ステンレス工業」で身につけられるスキルはまさに一生モノ。ステンレス分野の職人の市場価値は右肩上がりだ。

同社では食品や飲料、薬剤の配合で用いられるステンレス製の「サニタリータンク」を製造している。衛生管理上、厳格な品質が求められる中、持ち前の技術力が評価され、全国の名だたる食品・飲料メーカーからオファーが寄せられている。

ステンレスの切断から組み上げ、研磨まで全行程を一人の職人が担当する。分業制とは異なるスタイルで、職人として幅広い知識と技術が身に付けられる。

秋枝征典社長は「覚えることが多く、楽な仕事ではありませんが、10年後、20年後の職人としての価値は計り知れません。当社と共に成長していきませんか」と語る。

 


 

■製造部
清水 洋明さん

職人として20年以上働き、工場長を任されていますが、まだまだ技術を高めたい。スキルは積み重ねた経験で身につくものだと実感しています。当社の受注量は右肩上がりのため、場数を踏める環境が整っています。求められる品質は極めて高いですが、一流の職人を目差すには良い環境だと思います。

秋枝征典社長