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ワイズプランニング

プロジェクションマッピングの映像演出にも先端技術を持つ

多様な技術でDX推進をサポートし事業効率を最大化

業界を問わずデジタル・トランスフォーメーション(DX)の取り組みが加速している。

ワイズプランニングは、非対面型ビジネスモデルへの転換が進む中で、バーチャルサービスやホームページ作成、AIサービスの提案・制作などトータルのDX推進とサポートを行う。

一方で、プロジェクションマッピングの映像演出でも先端技術を持っており、大手飲食店の日本庭園に日本の四季を表現したり、大規模イルミネーションと噴水を融合した映像イベントなどを担当し大きな話題となるなど、数多くの実績とアイデアで首都圏など道外でも注目を集めている。

近年は、コロナ禍による国の助成金、補助金の後押しもあり、非対面デジタル対応などの相談が急増している。中でも実写バーチャル空間で施設などの見学を可能にする「マーターポート」は、米国カリフォルニアのMtterport者社製の3Dカメラで撮影し、1000平方㍍程度の大空間でも3日程の制作期間で実写バーチャル空間を実現できる。

提供スピードの早さと低コストで受注を拡大しており、不動産やスポーツジム、ブライダル会場、工場見学など、オンラインの現地案内用としても高い評価を得ている。

また、道内メガネ小売りチェーン大手には「AIパーソナルイメージ診断」を提供している。

AIキャラクターとの会話や年齢、性別、顔型からAI診断をもとに似合うメガネを探すバーチャル試着が可能で、ECサイトやショッピングモールなどでの顧客誘導と非接触対応を実現し売り上げ向上に繋げている。

同社では今後もバーチャル空間やAIサイネージを介した接客利用が増えると予想している。

さらに企業求人では、就職活動の対面面接や会社訪問をオンラインに移行する企業が急増。採用サイトなど求職者向けコンテンツを手厚くする傾向が顕著だ。同社では、先輩社員のインタビューなどを多く盛り込んだり見応えのある動画コンテンツを意識し、SNS広告などを多様化することで成果を上げている。

「DXと言っても、多くの企業が相談先も無く、何から始めて良いのか分からず二の足を踏んでいるケースが多い。まずは、DXで業務がどのように改善されるのかを明確化することです。最新技術を導入しても現状にそぐわなければ逆に事業効率を下げてしまいます。効果を見極めた上でお客様とじっくりと取り組み、確実に業績に結び付けたい」と立川雄三社長。

立川雄三社長
メガネ店向けに開発したAIパーソナルイメージ診断