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自社ビルの完成予想図。ファミリー向けの賃貸も入る

24年は創業10年。攻めの姿勢で、全方位から信頼を獲得

 投資用賃貸マンションの企画から設計、施工、管理まで自社一貫体制を敷く。24年で創業10年の節目を迎える。

 小林英司社長は「創業以来、オーナー様や入居者の満足度と、協力会社様との信頼関係の構築を追求してきた。着々と事業規模を拡大できたことは、皆様のご協力あっての賜物です」とこれまでを振り返る。

 小林社長は1級建築士と1級施工管理技士の資格を有し、独自の情報収集力をもとに物件を企画。さらに技術者ならではの観察眼で常に最適な工法や部材を見極めており、建築コストの圧縮にも奮闘する。

 こうした細部まで計算され尽くしたプランニングが評判で、オーナー直筆の感謝の手紙も度々寄せられていることが、何よりも同社の評価を物語っている。

 24年は、札幌市中央区伏見で注目を集めている建設中の自社ビルが完成するほか、受注済みの複数の大型案件も順次着工するなど、勢いに拍車をかけており、さらなる事業成長が期待されている。

 また、人材確保にも注力。業界全体が人手不足の中、新卒採用に向けた取り組みを積極的に進めている。若い人材を採用し育成することで、自社はもとより業界全体の発展にもつなげていく狙いだ。

「次の10年も献身的な精神を貫き、当社に関わる全ての人たちに尽くし突き進んで参ります」と小林社長は意気込む。

同社主催の会合で語る小林英司社長
会合当日は多くの協力会社が集った