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電材重機
取材日:2020年3月

写真大 クレーンの操縦を指導する入社5年目の清水輝さん(左)と3年目の木村一樹さん

写真 上村正人副社長 写真 コミュニケーションを取りながら指導をおこなう

操縦マニュアルの動画製作で技術習得のスピードアップ

 インフラ工事に欠かせないのがトレーラーなどの特殊重量物運搬車輌や大型クレーン。近年増加している大規模災害からの復旧や老朽設備の修繕、交換などにおいても頼りになる存在だ。
 室蘭市に本社を置く「電材重機」。橋梁やダム、製鉄所、洋上風力発電設備などをはじめとした大規模工事の重量品輸送・揚重建設分野において、地場トップクラスの実績を誇る。
 道内はもちろん、東北、関東、中国地方など、全国各地に拠点を設置。東南アジアや北欧にも進出するなど飛躍を続けている。
 新人研修では技術習得のみならず、社会人としての基礎知識、マナーも重視。生活面まで視野に入れたバックアップ体制で手厚く新入社員を指導する。
 若手育成に注力する中で現在開発しているのが動画マニュアル。操縦手順などの映像をスマートフォンでいつでも見られるようにする予定だ。
「教育のベースはOJTによる先輩社員からの指導ですが、いつでも学べる環境を整えることで、より早い成長をうながしていきたい」と上村正人副社長は語る。
 操縦や安全確認は何度も反復して覚えるもの。しかし、先輩に何度も聞くのは気が引けるという新人もいるだろう。動画を活用することで効率的な予習・復習が実現できる。
「新入社員はもちろんですが、中堅・ベテランドライバーも広く活用することを視野に入れています。クレーンやトレーラーの種類が多いため、操縦したことのない車輌を扱う際の安全性向上にも役立てたい。1つの車輌のみ操縦する専属ドライバーという習慣の改善にもつながると考えています」と上村副社長。
 また、同社は福利厚生の充実でも知られている。新人社員の通勤負担軽減などを考慮し、2018年に社員寮を建設。寮生活は支出の抑制になるだけでなく、同僚とのコミュニケーションや社会性の向上にもつながっている。
「社内教育の役割は仕事だけを教えるものではありません。親元を離れた新人が安心して生活できるよう支えることも重要です。時代に合わせて職場環境を整え、働きやすさを追求していきたい」と上村副社長は語る。
 19年度は16人の技術者を採用。今年4月からは新卒・経験者合わせて8人が入社した。創業以来初めてドライバー数が車両台数を上回る。就業環境改善へ向け、人材の確保と社内制度の改革に一層力を入れる構えだ。

基本データ

企業名:
電材重機
住所:
室蘭市大沢町1丁目2番8号
TEL:
0143・44・5174
URL:
http://denzai-j.com/
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