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萌福祉サービス
取材日:2019年4月

写真大 新しい形のデイサービス「モエスタαプレミアム」

写真 水戸康智社長 写真 リハビリ後はポイントを利用してアクティビティを楽しむ 写真 モエdeワークで活躍する利用者

「自助」と「共助」の組み合わせで これからの介護の在り方を一新

「萌福祉サービス」は1999年の創業以来、今年で20周年を迎えた総合介護事業者。今では13市町村に54の介護福祉関連事業所を運営。幅広くかつ多彩な介護事業を展開している。
 2018年末には新しい形のデイサービス「モエスタαプレミアム」を札幌市手稲区富丘に開設。リハビリプランに取り組むのは従来と変わらないが、ひたすらプログラムをこなすシステムを改め、必要な運動量を消化した後は各自が好きなことで時間を過ごし、義務感よりも〝楽しむために通いたくなる〟をコンセプトとした。
 ここでは運動の強度や活動量は各自が装着するリストバンド式の情報機器(ウェアラブル端末)に自動的に記録され、リアルタイムで確認することができる。これが励みや楽しみにつながる効果をもたらし、次への意欲を高めるという。
 さらに運動量がポイントに換算され、施設内のアクティビティ参加や食事代に充当できる。ハード面でも札幌市内のデイサービスでは初となるトレーニングマシンを導入するなど最新機器を備えている。
「在宅生活を延長させるのに必要なリハビリプランを自分のペースでこなしながら、自発的に通所したい、楽しみたいという気持ちにつなげるのが新たなコンセプトです。こちらにも利用者さまのワクワク感や十分なやる気が伝わってきて、これからのリハビリ施設、プログラムを大きく変えるきっかけとなるはず」と水戸康智社長。
 一方、施設入居者の技能や現役時代の経験を生かし、施設内外のさまざまな業務を通じて社会的役割を提供する「モエdeワーク」を18年秋に一般社団法人として設立した。
 穏やかな日々を過ごすだけではなく、誰もが持っている社会的役割の可能性を引き出し、他者から必要とされる実感を得ることで新たな生きがいにつながる、いわば〝心のリハビリ〟ともいえるシステムだ。
 現在は、農作業、喫茶、清掃、パン製造、メイク、広報誌制作などに23人が就労。ポイント制度で報酬も支払われている。昨年1年間の試行で効果が確認され、順次各施設に導入していく予定だ。生き生きと仕事をこなして「要介護」から「要支援」へレベル改善した入居者もいるという。

基本データ

企業名:
萌福祉サービス
住所:
札幌市西区山の手1条1丁目 MOEビルディング2階
TEL:
011・612・0310
URL:
http://www.moe-fukushi.com
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