白い恋人パークに新カフェが誕生。ガリバータウンは1周年
主力商品の「白い恋人」がロングセラーを続ける石屋製菓。昨年は創業70周年を迎え、北広島市に新しい工場が完成。大きな一歩を踏み出した。
その北広島工場に6本設置された製造ラインは順調に稼働。「白い恋人」に加え、人気商品「美冬(みふゆ)」の量産体制が整っている。
一方、「白い恋人パーク」では今年4月からリニューアル工事が開始。19年6月のグランドオープンを目指して工事が着々と進められているが、それに先駆けて、7月13日にチュダーハウス2階に「カフェ・バトラーズワーフ」がオープンした。キッシュとタルトを看板メニューとした新しいカフェで、観光客はもちろん、地元客からも人気が出そうだ。
店内は英国風の内装が施されており、洗練されたデザイン。ワンハンドで気軽に食べられる総菜系のキッシュ、軽食としても最適なペンネ、デザートの生チョコタルトなど、ここでしか食べられないメニューの他、定番の白い恋人ソフトクリームなどをそろえている。
また、「白い恋人パーク」は、リニューアル工事によって一部での営業となっているが、昨年4月にオープンした「ガリバータウン」が1周年を迎えている。
「ガリバータウン」は小さな建物がたくさん並んだ空間で、ままごとで遊べる「おみせゾーン」や「おうちゾーン」、おもちゃの馬に乗れる「プレイゾーン」、ゲームに参加できる「イベントひろば」などがある。女の子用のドレスや、男の子用の衣装がいっぱいの「おきがえのいえ」など、子どもたちの空想や夢、冒険心をくすぐる構成で、楽しみ方は自由自在だ。「ガリバータウン」の入場料は12歳以下800円、13歳以上700円。札幌市民は証明書類提示で100円引き。(1歳以下は無料)
この「カフェ・バトラーズワーフ」「ガリバータウン」のほか、「札幌からくり時計塔」「キッズタウン」「ショップ・ピカデリー」「キャンディ・ラボ」「白い恋人鉄道」などがリニューアル工事中も営業および演出を行っている。「白い恋人」の製造ラインは工事中見ることができず、製造工程の映像を放映。そのため工場見学コースは、19年3月末まで入館無料で営業予定。
●代表取締役社長/石水創
●創業/1947年
●事業内容/菓子製造業