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生活協同組合 コープさっぽろ
取材日:2018年6月

写真大 ファーストチャイルドボックスには衣類から紙おむつまでベビー用品が満載

写真 大見英明理事長 写真 子どもを遊ばせられる「トドックステーション」

「ファーストチャイルドボックス」に大きな反響

 コープさっぽろの2018年3月期決算は、企業の売上高に相当する事業高が前年比1・5%増の2820億3200万円。3期連続で過去最高を更新した。
 経常利益に相当する経営剰余金は同6・9%減の50億3500万円で2期連続の減益となったが、16年3月期が前年比65・3%増と大幅な増益だったことを考慮すれば順当。目標に掲げていた50億円の経営剰余金を3年連続でオーバーしており、人件費増など厳しい環境下でも一定の結果を残した。
 さらなる業績向上に向け、同生協最大の〝孝行息子〟である宅配システム「トドック」のパワーアップも図る。
 9月からは日用品を中心に品ぞろえを強化する。注文方法の見直しも進めており、AI活用型のより使いやすい注文方法に刷新。19年に運用開始予定となっている。
 道内179市町村のうち168市町村と高齢者見守り協定を締結するなど、社会貢献活動は同生協が最も尽力してきた分野だ。
 18年4月には新たな取り組みとして、第1子出産予定の妊婦に衣類や紙おむつ、タオル、おくるみなどベビー用品を大型ボックスに梱包した「ファーストチャイルドボックス」のプレゼントを始めた。
 フィンランド政府が約80年前から実施している育児支援制度を参考にした取り組みで、
少子化対策にも寄与するものと期待されている。
 これを機に子育て支援活動を強化。宅配センター内のコミュニティスペース「トドックステーション」は、全道12カ所まで拡大した。
 18年のスローガンは「もっと地域でできることを考える」。これに合わせ、新たに地域政策室を立ち上げた。中島則裕専務理事を中心に、北海道からは人事交流、札幌市からは長期研修、長沼町からは出向の形で各自治体の職員が参加。まずは各自治体を訪問して現状の問題点をヒアリングしているところだ。
「自治体が抱える課題解決に対してコープさっぽろでは何ができるのかを考え、応援していきたい」と中島専務理事は意気込む。

●理事長/大見英明
●創立/1965年7月
●事業内容/小売、宅配、共済事業

基本データ

企業名:
生活協同組合 コープさっぽろ
住所:
札幌市西区発寒11条5丁目10番1号
TEL:
011・671・5601
URL:
http://www.coop-sapporo.or.jp
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