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札幌珈琲サービスグランデ
取材日:2018年6月

写真大 農園との直接契約で生産者の顔が見える生豆を仕入れることが可能

写真 伊藤大志社長 写真 おいしい一杯を提供するため最新型マシンを無料貸与

「おいしい一杯のために」。この姿勢が他社との差別化に

 本州大手や地元強豪がひしめく宅配コーヒー市場にあって、高い存在感を見せている札幌珈琲サービスグランデ。その取引先は800社超。一般企業はもちろん、学校、医療機関、警察署、消防署など幅広い顧客から信頼を得ているのも同社の特徴だ。配達エリアは江別市や小樽市などを含めた札幌近郊だが、旭川などの地方都市からも注文があり、配送で対応している。
 元々、コーヒービジネスグループ道内大手のサッポロ珈琲館(本社・札幌、伊藤仁社長)オフィス宅配事業部として事業を展開していたが、創業者である栄一現会長の意向で1997年に分社化。社長に就いたのが事業部長を務めていた栄一氏の次男である大志氏だ。
「当初は社長といっても僕一人だけ。月の売上は3万円でスタートし、1年後には100万円になった」と大志社長は当時を振り返る。
 サッポロ珈琲館グループの最大の特徴といえば、世界各地のコーヒー農園との直接契約。大量に生豆を買い付けることで、より安価で提供することが可能だ。
 こうしたグループの利点を活かしたうえで、さらに大志社長は経営手腕を発揮。そのポイントは「おいしいものを提供すれば評価される」という思いにある。例えば、取引量に関わらず、粉なら週1度、豆なら月1度必ず豆を配達。これは「コーヒー豆は鮮度が命」(大志社長)だからだ。また、他社では料金がかかることも多いコーヒーマシンも一日20杯以上飲むオフィスは無料貸与。こうした姿勢が評価され、「本格的なコーヒーがオフィスでも飲める」と口コミで広がっていったのだ。
 また大志社長の人柄にも評価が集まる。大志社長も営業や配達などにフル回転。小学5年生からはじめた柔道のおかげもあり、粘り強い働き者の印象だ。
 その柔道は四段の腕前で、今では休日などを利用して小中学生を指導。教え子の中には世界3位の実力者もいるほどだ。
 こうした人脈から仕事の注文が来る一方、創業時から20年来の付き合いが続く顧客も多い。大志社長の人柄の良さがあるからこそのエピソードだろう。
 今後は、取引先の増加、配達エリアの拡大に対応できるよう、人員を増やし業容拡大も視野に入れている。

●代表取締役社長/伊藤大志
●設立/1997年4月
●事業内容/オフィスコーヒーサービス事業、珈琲・紅茶・飲食物の販売、飲食店・カフェ開業指導

基本データ

企業名:
サッポロ珈琲館グループ 札幌珈琲サービスグランデ
住所:
札幌市西区八軒1条西3丁目
TEL:
011・642・1498
URL:
http://www.sapporocoffeekan.co.jp/office_coffee
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