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札幌円山整形外科病院
取材日:2019年7月

写真大 大西 史師診療部長 おおにし・ひとし/2004年札幌医科大学卒業。同大付属病院、砂川・芦別・留萌市の各市立病院勤務を経て、17年札幌円山整形外科病院に着任。日本整形外科学会認定整形外科専門医。

写真 札幌・円山エリアの医療を担う 写真 連携して手術を進めていく

高齢者の機能回復を考慮した〝安全かつ慎重な手術〟

 脊椎・脊髄、手、膝など、さまざまな整形外科分野の診療を担う「札幌円山整形外科病院」。それぞれに専門分野を持つ医師がいる中で、股関節を担当しているのが大西史師診療部長だ。
 大西診療部長が執刀するのが「人工股関節置換術」。加齢などで脚の付け根に痛みを感じる変形性股関節症をはじめ、関節リウマチや大腿骨頭壊死などに対する治療法だ。大西診療部長が着任した2017年から現在まで同院では92例(7月31日現在)を手がけている。
 股関節の切開には、股関節の前側から切る方法(前方アプローチ)と後ろ側から切る方法(後方アプローチ)があるが、大西診療部長が手がけるのは、前方アプローチだ。
「前方から切開することで、筋肉や靱帯の損傷が少なく、術後早期に車椅子に乗ることができます。また、人工股関節手術の問題である脱臼も低減することができます」と大西診療部長。
 前方アプローチは患者にとってメリットがある一方で、医師の技術が求められる。大西診療部長は海外研修などで研鑽を積んでおり、本術式をおこなう医療機関は道内でも数少ない。
 また、切開は傷口が8㌢と小さい低侵襲術(MIS)で、リハビリにも早期に取り組める。
「〝安全かつ慎重な手術〟が私のモットー。術中の感染症にも最大限注意を払っています」と大西診療部長。近年は高齢者の大腿骨骨折の増加を背景に、大腿骨の骨頭を取り出して人工骨頭に入れ替える「人工骨頭挿入術」や「骨接合術」を175例(7月31日現在)執刀している。
「患者さんが納得して手術を受けられる環境を構築していきたい。そのために術式の選択肢を増やすなど、技術向上に全力で取り組んでいます」
 保存療法にも注力。その1つがリハビリで、理学療法士と定期的にカンファレンスを開き、術前・術後の患者の状態をチェックしている。リハビリ期間は通常より約3~5日長く設定。その分、退院後の再発リスクを低減している。
 なお、同院では地域包括ケア病棟を併設し、患者の早期在宅復帰をサポート。さらに札幌市西区に有床診療所の「札幌琴似整形外科」をはじめ、宮の沢と八軒に2つのクリニックを運営。病診連携を展開している。

基本データ

企業名:
医療法人 札幌円山整形外科病院
住所:
札幌市中央区北7条西27丁目
TEL:
011・612・1133
URL:
http://www.maruyama-seikeigeka.com/