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札幌円山整形外科病院
取材日:2020年1月

写真大 鈴木 智之 診療部長 すずき・ともゆき/2001年札幌医科大学医学部卒業。大阪大学整形外科、札幌医科大学整形外科などを経て、17年札幌円山整形外科病院に着任。18年米国ピッツバーグ大学、19年から現職。日本整形外科学会認定整形外科専門医。医学博士。

写真 黒田未来診療部長 写真 地下鉄駅が近く アクセスも良好

膝関節の研究と臨床指導によって培った手技で執刀する

 1987年開院の「札幌円山整形外科病院」。手や股関節、脊椎・脊髄など疾患別に医師が所属する中で、膝関節を担当するのが鈴木智之診療部長だ。
 アスリートやスポーツ愛好家に多くみられる前十字靱帯の損傷・断裂に対する再建術や、半月板修復術を得意としている。
 前十字靭帯再建術は、骨つき膝蓋腱を用いた「解剖学的再建術」で執刀する。この術式による2019年(4~12月)の症例数は79例である。
 鈴木診療部長は「従来の術式は靱帯の再断裂や経年的なゆるみを起こしやすく、半月板や関節軟骨の損傷を引き起こす原因の1つでした。一方で骨つき膝蓋腱を用いた解剖学的再建術は、的確に骨片付き腱を移植することで術後の安定性の向上を図ります。早期復帰を目指すアスリートや、受傷を繰り返す患者さんに適しています」と語る。
 鈴木診療部長がこの術式を習得したのは、大阪大学整形外科の特任研究員時代。前十字靭帯再建術における「ハムストリング筋腱三重束再建法」や「膝蓋腱長方形骨孔再建法」などを考案した史野根生医師の下で、2年半研鑽を積んだ。
 現在では「日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会」のインストラクターとして、全国で解剖学的再建術の指導をおこなう立場のほか、同会認定の「関節鏡技術認定医(膝)」でもある。
 一方、半月板の損傷はアスリートの引退に最も関わるケガであり、中高年の変形性膝関節症を急速に悪化させる要因だ。そのため半月板を切除するのではなく温存を目的とした「半月板修復術」を選択する。18年からアメリカのピッツバーグ大学で半月板の研究開発に携わった経験を活かして、治療にあたっている。
 さらに外傷性軟骨欠損症や離断性骨軟骨炎によって膝関節の軟骨が欠けている際は「自家培養軟骨移植術」による再生医療もおこなう。
 スポーツ医学分野でも日本スケート連盟のフィギュアスケート強化スタッフを務めるほか、同院の黒田未来診療部長は日本バレーボール協会のスポーツドクターとして活躍するなど、アスリートのサポートにも全力だ。
 このほか同院では、理学療法士と作業療法士による手厚いリハビリ体制を構築。患者の早期在宅復帰に尽力する。

基本データ

企業名:
医療法人 札幌円山整形外科病院
住所:
札幌市中央区北7条西27丁目
TEL:
011・612・1133
URL:
http://www.maruyama-seikeigeka.com/