受注から配送まで自動車部品の在庫管理システムを構築
自動車修理分野の黒子企業「札幌パーツ」。1971年の創業以来、廃車の買取と中古部品の販売をおこなっている。
86年にオフコン(オフィスコンピューター)を活用した在庫管理システムを開発。翌年には同業4社で札幌システムグループ(現SSG)を立ち上げ、部品のコンピューター管理化と在庫データの共有化を推進した。
98年のオンライン化を機にブロードリーフにシステムを委託している。
今年4月現在のシステム利用者は全国1283社、登録点数は368万点。同システムの活用で利便性は飛躍的に高まっている。
「以前は注文を受けると、廃車の保管場所までスタッフが走っていき、在庫部品の有無を確認していました。いまでは受注と同時に端末上で在庫検索から伝票作成、発送ができます。札幌市内なら当日、道内でも1日で品物のお届けが可能です」と工藤浩司社長。