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新宮商行
取材日:2018年6月

写真大 銭函工場の全景

写真 坂口栄治郎社長 写真 木質住宅内装部材の加工をおこなう工場内 写真 高性能林業機械ポンセハーベスター。作業効率に大きく寄与

創業112年。木材のエキスパートとして幅広い分野に貢献

「新宮商行」は1906年に創業。今年で112年目を迎える老舗企業だ。
 木材を取り扱うエキスパートとして〝森を育み、木を活かす〟をモットーに、これまで地域や環境に大きく貢献してきた。
 同社は木材部、機械部、山林部の3つを事業の柱としている。
 木材部では、北海道産材のほか世界中から輸入した木材を、札幌をはじめ全国で販売するとともに、銭函や釧路の工場で加工し、内装材や構造材などの住宅関連部材として、ハウスメーカーや工務店へ供給している。また、過去には海外への木材の輸出も手がけており、これまで日本の木材貿易に大きく貢献してきた。
 機械部では1952年に米国マッカラー社製チェンソーの輸入販売を開始。日本の林業界における機械化に先鞭をつけた。林業機械、園芸・産業機械などの販売で実績をあげ、堅実に販路を拡大している。国産材の安定供給と造材コストの低減は、現在の林業経営に欠かせない。近年導入した北欧ポンセ社ハーベスターは、全国でその市場価値を確実に高めている。
 山林部では、会社の財産基盤となる山林経営と良質な国産材の安定確保を担う。
「私たちの仕事は、木を育てることから始まります」と坂口栄治郎社長。カラマツやスギ、ヒノキを主とする計画的造林を進め、全国で5000㌶の社有林を管理。同社が保有する美幌町の古梅山林はFSC®(森林管理協議会、本部・ドイツ)の森林認証を取得している。これは、森林の管理や伐採が環境や地域社会に配慮されている森林に与えられる世界で最も信頼性の高い森林認証制度だ。生態系や景観の保護を優先に、伐採と植栽の均衡を図った森林経営をおこなっている。
 また、薪ストーブの販売も好評だ。輸入日本総代理店としてデンマーク王室御用達のブランド「morso」(モルソー)を全国で展開しており、道内では同社の札幌支店(札幌市西区琴似2条7丁目2ー1)で販売している。
「1世紀以上にわたって育んできた〝木に対する想い〟を大切に、より良い商品を提供できるよう努めていきます。木材に関することであれば、どんなことでもご相談ください」と坂口社長は語った。

●代表取締役社長/坂口栄治郎
●創業/1906年8月
●事業内容/木材製品の輸入および製造販売、林業・農業機械の販売、社有林の経営および管理

基本データ

企業名:
新宮商行
住所:
小樽市稲穂2丁目1番1号
TEL:
0134・24・131
URL:
http://www.shingu-shoko.co.jp/
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