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News&Files 2019年8月号
取材日:2019年6月

写真大 20回目を迎えたアサヒビール北海道工場の「水源地保全活動」

写真 作業開始前のミーティング 写真 カミネッコンに苗木を植える作業 写真 工場見学後にゲストホールで試飲 定山渓での植樹風景(写真は2017年秋の様子)

持続可能な水資源を守る アサヒビールの水源地保全活動

 アサヒビール北海道工場は2006年から「水源地保全活動」を実施。ビール製造に欠かせない〝おいしい水〟を守るための森林保全活動は、今回で20回目を数えた。

古い歴史を持つ森林保全活動

「気候変動への対応」「持続可能な資源利用」「微生物・発酵技術の活用」「プロセスイノベーション」の4つを重点施策とした「環境ビジョン2050」を掲げて、さまざまな環境の課題に取り組んでいるアサヒグループ。

「水」はグループの事業にとって欠かすことのできない大切な資源であることから、水をはぐくむ森の保全活動を積極的におこなっている。

 1941年から始まった社有林「アサヒの森」の森林経営はその代表。当時ビールびんの王冠の裏に使用されていたコルクの原料であるアベマキが、広島県庄原市周辺に自生。その山林を購入したのが始まりだ。

 2004年からは全国のアサヒビール工場で「水源地の森保全活動」(9カ所)や、営業拠点の「レクリエーションの森サポーター活動」を開始。北海道工場でも06年から水源地保全活動を社員のボランティアでおこなっている。

 また、北海道工場は12年4月に石狩森林管理署と提携し、定山渓国有林と小樽内国有林の一部(24.11ヘクタール)を「アサヒビールの森」(協定名称)として継続的に保全していく「森林づくり協定」を締結。翌13年から春と秋の年2回、同地での植樹活動を実施している。

2種類の苗木づくりで親睦を深める

 節目となった20回目の「アサヒの森づくり 北海道地区水源地保全活動」は、6月22日に開催。同社社員やグループ会社関係者、家族など26人が参加した。

 当日はあいにくの雷雨を伴う悪天候で、現地定山渓での植樹が中止となり、工場内での苗木づくりで汗を流した。

 作業前のミーティングでは、札幌まるやま自然学校の高野勝也氏が森と水とのかかわりや自然保護活動について約20分、スクリーンを使って解説した。

 その後、玄関ホールに移動。「カミネッコン」と呼ばれるダンボールでつくった苗木を植える容器に、各自思い思いの願い事を記載。それを床下に並べて記念写真撮影後、エントランス前で苗木づくり作業がおこなわれた。

 今回つくった苗木は「ヤチダモ」と「アカエゾマツ」の2種類。テーブルごとに3組に分かれ、カミネッコンに土を入れ、苗木を添えてフタをする作業を和気あいあいの雰囲気の中でおこない、合計180本の苗木をつくりあげた。苗木は後日、北海道工場内で組織する通称「もり部」のメンバーが現地に赴き、植樹が完工された。

工場見学で環境への取り組みを再認識

 昼食後には工場内を見学。

精麦、仕込み、発酵熟成、パッケージング工程での見学で「水」の大切さを改めて認識するとに、CO2を減らすPIE煮沸法や資源のリサイクル化の取り組みを再確認。最後はゲストホールで試飲を楽しんだ。

 アサヒビールでは、夏休み期間中の7月から8月にかけて、小学生とその家族を対象に工場見学イベント「夏休み親子見学ツアー」を全国8工場で開催。北海道工場でも7月27日(土)から8月18日(日)まで実施(8月1日、2日、6日、7日は除く)する予定で、多くの親子での参加を受け付けている。予約制となっているので問い合わせを。

問い合わせ先
アサヒビール株式会社
お客様相談室
フリーダイヤル0120-011-121(9:00〜17:00土・日・祝日は除く)

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。