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小鍛冶組
取材日:2019年3月

写真大 4月に採用された7人の新入社員と小鍛冶洋介社長(後列左)

写真 小鍛冶洋介社長 写真 入社後1カ月は座学を中心に社会人としてのマナーなども指導

若手と一緒に成長を遂げる基礎躯体工事の道内最大手

 人材不足で採用難といわれる時流の中で、若い人材が集まり、定着している企業がある。1948年創業の「小鍛冶組」だ。
 建築物の「基礎工事」や建物の骨組みをつくる「躯体工事」の道内最大手。確かな施工技術はスーパーゼネコンからの信頼も厚く、道内の大規模建設工事や再開発プロジェクトに欠かせない存在となっている。
 同社を率いるのが42歳の小鍛冶洋介社長。2018年からは札幌市東区北7条東3丁目に中央オフィスを構え、ダンプ事業もスタート。19年からは重機運搬事業を始めるなど、若い力で新分野に挑んでいる。
 またアマチュアスポーツの支援も積極的。小樽市内の小学生を対象にした「小鍛冶組杯争奪ティーボール大会」の開催や、ノルディックスキー複合の竹花大松選手や葛西優奈・春香姉妹、小樽北照高校女子サッカー部のスポンサーとしての側面も持っている。
「若い力が企業を成長させる」との思いから定期採用を継続。社長自ら道内各地の学校を訪問するなど建設の魅力をPRしてきた。職種は主に現場代理人で17年7人、18年5人、19年7人を採用。18年からは女性採用も始め、ここ数年で40人近く増員。社員総数は100人に迫る。
「当社の現場は札幌近郊なので転勤もなく、人生設計が立てやすい点も若い世代からは人気のようです」と小鍛冶社長。
 入社した社員には「小鍛冶組アカデミー」と呼ばれる独自の育成プログラムを提供する。常務取締役らが講師役を務め、座学を中心に社会人としてのマナーやコンプライアンスなどを指導。本社敷地内では、現場で使用する資材や重機などを用いて仮囲いや掘削などの実践教育をおこなう。一人前の〝人財〟になれるようにサポートしている。
「当社はBtoB企業ですので一般への知名度が低い。そのような中、縁あって当社を選んでくれた訳ですから感謝しています。と同時に親御さんに対しては、大切に育てられた子どもさんをお預かりする責任の重さも痛感しています」と小鍛冶社長。
 働きやすい職場づくりや福利厚生の充実にも取り組む。その一環として18年8月には業界で初めて大手スポーツメーカーのミズノと作業服を共同開発。社員の意見が盛り込まれ、軽さや伸縮性、消臭性など機能性に優れていると好評だ。

基本データ

企業名:
小鍛冶組
住所:
札幌市東区中沼町13番地
TEL:
011・791・3031
URL:
http://www.kokaji.co.jp/
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