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富澤内科クリニック
取材日:2019年7月

写真大 富澤 磨須美院長 とみさわ・ますみ/北海道大学医学部卒業後、同大第2内科入局。北辰病院内科部長、札幌社会保険総合病院内科部長として糖尿病を専門に診療した後、1994年に開業。日本糖尿病学会認定糖尿病専門医、日本感染症学会認定感染症専門医。

写真 札幌駅と地下で直結。地下鉄・JR・バス、いずれからも通院しやすい 写真 定期的に糖尿病教室を開催。患者と家族が食事療法を学ぶ

患者それぞれに応じた適切な投薬治療で糖尿病を改善

 国民病ともいわれる糖尿病。国内の患者数は1000万人、予備軍も1000万人いると推計されている。健康長寿の観点から注意したいのは合併症だ。
「糖尿病の合併症には視力を失う、人工透析に至る、 脚の切断を余儀なくされるなど重大なものがあります。進行する病気ですから、まだ治療を開始していない方や、過去に治療を断念してしまった方は悪化する前に治療を」 と呼びかけるのは、富澤内科クリニックの富澤磨須美院長。日本糖尿病学会認定糖尿病専門医だ。
 治療の柱となるのは食事、運動、薬物療法だ。中でも治療薬の種類が多く、患者それぞれで最適な処方が異なる薬物療法は主治医の腕の見せ所といえる。
 富澤院長が注目しているのは、インクレチン関連薬の週1回製剤。内服薬のDPP―4阻害薬と注射薬のGLP―1受容体作動薬がある。
「食事時間に関係なく、服薬または注射が可能です。多忙な方や介護を要する方など、毎日の服薬・注射が困難な患者さんに便利です」と富澤院長。
 毎日の服薬や注射が避けられる週1回製剤は患者にとってありがたい。ただし、「週1回の服薬でHbA1cは低下しますが、糖尿病は決して安易な病気ではありません。基本の食事・運動療法をおろかにしないように」と呼びかける。
 GLP―1受容体作動薬の週1回注射「デュラグルチド」については「肥満を伴う2型糖尿病患者向けで、血糖値依存的なインスリン分泌作用と食欲抑制作用があります。単剤での使用だけではなく、他の経口血糖降下剤やインスリンとの併用も可能。導入時の1~2週間に悪心、嘔吐、便秘、下痢などの消化器症状が出るケースもありますが、この時期を乗り越えれば問題なく使えるでしょう」と説明する。
 インスリン注射とは異なり、デュラグルチドは針の取り付け、用量設定、空打ちがいずれも不要。自己注射が初めての患者でもほとんどが正しく使用できるという。
 糖尿病は進行する病気であり、早期の血糖降下治療が将来的な心筋梗塞を抑制するという報告もある。健康診断で糖尿病の疑いを指摘された人は先延ばしにせず、すぐに受診してほしい。

基本データ

企業名:
富澤内科クリニック
住所:
札幌市中央区北4条西5丁目 アスティ45ビル6階
TEL:
011・205・6181
URL:
http://tomisawa-naika.com