「情報を先取り、タブーに挑戦」を編集方針とし、生活者・企業経営者に
最新かつ有益な情報価値をご提供する、北海道の地域政治・経済誌

ロゴ

トップページ >   情報INDEX > 和楊徳信

報INDEX

このエントリーをはてなブックマークに追加

和楊徳信
取材日:2019年2月

写真大 2月に東京ビッグサイトで開かれた「第47回国際ホテル・レストラン・ショー」に出展

写真 主力商品である「蝦夷鹿油」 写真 程俊華明輝集団CEO(右)と曹雪峰和楊徳信社長 写真 輸出入営業本部長 上村 健作氏

エゾシカを原料とした化粧品を製造販売。海外大手グループとも提携

 和楊徳信は2014年に貿易商社として創業。主に中国向けにアクセサリー、化粧品、栄養食品、ファッション雑貨などを扱っており、小樽運河近くにはショップも開設している。
 同社は、かねてから道内で駆除されるエゾシカの有効利用について試行錯誤を重ねてきた。そうした中で、これまでにファッション製品向けの皮革素材を売り出すなどしてきた。
 その後、道北・中川町が国の地方創生補助事業として取り組み出した「イノチヲツナグプロジェクト」に参加。エゾシカの脂肪を主成分とするシャンプー、トリートメント、ボディソープ、全身クリームの開発・商品化にこぎつけた。
 これらは2月19日から22日まで東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催された「第47回国際ホテル・レストラン・ショー」にブースを設けて展示。各国からのバイヤーなど多くの来場者の注目を集めた。
「中国、香港、カンボジアを拠点に、世界各国のホテルや航空会社などに客室アメニティ用品を提供している『明輝集団』(Ming Faiグループ、本部・香港)と提携して製造・販売の体制を整えつつあります。今回の展示会にも明輝集団の程俊華CEO自らが姿を見せてくれました。今後は大きく展開していくと思います」と曹雪峰社長は語る。
 道内では年間約12万頭のエゾシカが駆除や狩猟対象となっているが、その有効利用は余り進んでいないのが現状だ。特に脂肪は従来ほとんどが廃棄されていることから、和楊徳信による商品化・販売は自然資源活用、生命循環の観点からも関心を集めそうだ。

キーマン:上村 健作氏
『当社がエゾシカの脂肪分を主成分に開発した「蝦夷鹿油」の石鹼、シャンプー、トリートメントなどは、ラベンダーやミント、桜などを加えて、それぞれの色や香りを生かした製品で、より北海道らしさを表現しています。
 エゾシカの脂肪分には公的研究機関の分析によって馬油の5倍のビタミンE含有量があると認められています。また、人の体になじみやすく保湿効果もあります。
 今後、これらの原料・成分は十分な供給が確保される見通しで、北海道の自然を生かした新たなアメニティ商品として国際的に広まっていくと期待しています。』

基本データ

企業名:
和楊徳信
住所:
札幌市北区新川2条12丁目1-17
TEL:
011・777・9115
URL:
http://www.wayoutokushin.co.jp
企業特集:優良企業の舞台裏