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北海道電気相互
取材日:2018年6月

写真大 自然エネルギーで充電できる発電機「COMBO」

写真 高橋伸和社長 写真 設計・開発の指揮を執る高橋英樹部長

自然エネルギー動力の発電機をはじめ省エネ型EMSを提案

 エネルギー制御に活躍するEMS(エネルギー・マネジメント・システム)の構築・運営を手がけている「北海道電気相互」。規模は決して大きくはないが、技術力は高く、少数精鋭で急成長している会社だ。
 同社の代表的な商品が、商業施設向け省電力システムの「ecomame(エコまめ)」だ。これは電力量の〝見える化〟と自動制御により省エネを実現するシステムのこと。
 自動制御機能は、ピーク電力をコントロールする「ピークカット制御」、空調設備に有効な「ローテーション制御」、強制的に設備を制御する「消し忘れ防止制御」、ムラのない温湿度を保つ「温湿度制御」の4パターンを搭載。これらを利用して大幅な電力のコストカットを実現している。
 施設内の状況は、クラウドシステムで24時間365日リアルタイムで監視。PC、スマートフォン、タブレット端末から制御可能だ。
 年間電気料金は、導入先の規模にもよるが、約10〜30%カット。これは導入コストを3~4年で回収できる計算だ。
 7月には太陽光や風力、家庭用電源から充電する発電機「COMBO(コンボ)」の受注販売を開始した。蓄電池を使用し、自然エネルギーを利用して充電できるので、災害や停電時の非常用電源として注目されている。
 高橋伸和社長は「従来の発電機の動力はガソリンで、災害時にインフラが止まった際に使用できなくなるという問題がありました。そういった問題を解決すべく本製品の開発をスタートさせました。また、発電機を囲うケースには断熱処理を施し、マイナス30℃下でも使用できます」と利点を語る。 
 価格は65万円から。一般の発電機は約60万円程度だが、ガソリンなどのランニングコストがないのが魅力。
 この製品は7月19日〜22日にアクセス札幌で開催される「バイヤーズマーケット2018」に出展される。
 また、秋からコミュニケーションロボット製造のプロジェクトを本格始動させる。ロボットをネットにつなげて、遠隔地の人とテレビ電話のように連絡に使えるほか、スマホからロボットへ指示を出したり、音声認識によるやり取りもできるようにする。
「高齢者宅に設置すれば、自治体による見守りサービスのような使い方もできます」と高橋社長。

●代表取締役/高橋伸和
●設立年月日/2009年4月
●事業内容/電気設備工事事業、情報通信・エネルギーマネジメント設備の開発・導入事業

基本データ

企業名:
北海道電気相互
住所:
札幌市東区北19条東12丁目7-16
TEL:
011・299・6905
URL:
https://denkisogo.jp/
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