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北海道電気技術サービス
取材日:2019年7月

写真大 本社1階にある電力制御盤の製造・組み立てエリア

写真 向井潔社長 写真 機器の配線は有資格者が製品ごとに丁寧に対応 写真 江別RTNパーク内にある本社

安定した電力供給に必須の制御機器を設計・製造

 江別市に拠点を置く「北海道電気技術サービス」は、産業プラントなどの電力制御機器の設計・製造や保守点検業務が主事業。決して表に出る企業ではないが、私たちが安全に電気を使えるのは同社の存在があってこそだ。
 取引先は、主に電力会社と電気工事会社で、安定的な受注と売上高がある。
 同社では「発電」「変電」「配電」の3つの分野の製品を製造。
「発電分野」は電力制御保護装置や発電機出力を系統電源に接続する発電用キュービクルなど、「変電分野」は変電所の電圧・電流の監視をおこなう監視制御装置、送電線や変電設備の保護に役立つデジタル型保護継電装置など、そして「配電分野」は高圧配電線の電圧を安定化する配電線柱上機器用制御装置などを製造。どれも電気の安定供給には欠かせない機器だ。
 これらは、全道の火力・水力・原子力・地熱発電所や変電所をはじめ、重要拠点に設置されている。
 本社は、江別市の研究機関や産業の中枢を担う「江別RTNパーク」内にあり、企画立案から設計、製作まで一貫した体制が整えられている。敷地面積は1万3551平方メートル。製作する配電盤や制御盤などのプログラミングや基板開発、組み立て、試験といった各セクションは、それぞれ専門の技術者が担当する。
 品質・安全管理への取り組みにも積極的だ。2003年にはISO9001を取得。高い品質管理を実現した。また、社内には災害や作業中の事故防止を目的とした「安全衛生委員会」を中心に、社内安全教育や施工時の安全パトロールなども徹底している。
 人材育成にも注力する。電気回路など必要な知識や技術向上を目的に、訓練用の制御盤を用いた組み立て作業や試験といった実習をおこなうほか、若手社員向けのビジネスマナー研修なども実施。社内外での社員交流も活発で、風通しの良いフラットな組織が特徴だ。
 向井潔社長は「社員がやりがいを持って誇れる仕事、企業にしていく。技術力を日々磨いて、より安全かつ確実な電力供給を担っていくことで、地域社会の発展に貢献していきたい」と語る。

基本データ

企業名:
北海道電気技術サービス
住所:
江別市西野幌120‐8
TEL:
011・384・8888
URL:
http://www.hesc.co.jp/
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