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ヒューマンリンク
取材日:2019年4月

写真大 全国でイグルーの事業説明会を実施

写真 田中紀雄社長 写真 誤嚥防止につながる口腔訓練の様子

空き家を活用した障がい者グループホーム「iGloo」を全国に展開

 ヒューマンリンクは2010年の創業以来、リハビリ特化型デイサービス「カラダラボ」をはじめ、13業態の在宅介護・障がい福祉事業を展開。現在では143事業所(FCを含む)を全国で展開している。
「カラダラボ」に続く全国への展開を目指しているのが18年春に札幌市南区からスタートさせた障がい者グループホーム「iGloo(イグルー)」だ。
 グループホーム(共同生活援助)は、障がいがある人に少人数の共同生活の場を提供し、一人ひとりが地域の中で自分らしく暮らしていけるよう適切に支援をおこなう障がい福祉サービスのこと。
 イグルーでは「退院後の行き先がない」と入院の長期化を余儀なくされたり「一人暮らしのイメージが沸かない」などといった不安がある障がい者に対して、地域移行を推進。また、最近社会問題となりつつある空き家の有効対策となっているほか、「世話人」には、貴重な労働力であるシルバー人材を積極的に採用。活躍の場を広げている。
「札幌市では、グループホームへの入居率は希望者のわずか1割程度。全国で17万5000室分が不足(自社調べ)しています。地域の受け皿として、整備を進めていくことで、孤立の防止や社会的入院の解消にもなります」と田中紀雄社長。
 各地から引き合いも多く、同社では年内に10地区で合計300室を整備し、フランチャイズ方式による事業拡大も視野に入れる。
 ヒューマンリンクは、平成31年度の通所介護事業所を対象とする「事業所評価加算」適合事業所に55事業所が認定され、6年連続で道内トップとなった。
これは、運動機能だけではなく、水分補正も含む栄養改善や誤嚥防止につながる嚥下機能の回復への取り組みに注力したことが、重度化防止につながったことを裏付けている。
「今後はより認知症対応が求められることが確実。ICTを活用して体制を整え、当社の展開戦略である未来の街づくり構想〝まちつくミライ〟の実現の一端としたい」(田中社長)としている。
 こうした同社の在宅ケアノウハウは海外からも注目されており、当面は中国の介護施設への提供など具体的展開へ準備を進めていく予定だ。

基本データ

企業名:
ヒューマンリンク
住所:
札幌市中央区北2条西3丁目 朝日生命札幌ビル
TEL:
011・210・8088
URL:
http://www.human-link.co.jp/
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