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パッシブホーム
取材日:2019年2月

写真大 機能性とデザイン性を両立

写真 窓を大きく取り開放感のある室内 写真 同社が設計を手がけた「江別 蔦屋書店」

設置費用やランニングコストを最小限に抑えたエコ住宅を提供

 空調動力を極力使用せずにどこに居ても暖かいエコ住宅を提供している「パッシブホーム」。
 同社のエコ住宅の特徴は、床下から引き込んだ外気を暖め、煙突効果で屋内に循環させる「パッシブシステム」を採用していること。常時、換気を続けながら室内に暖気の流れをつくることで、快適な室内環境を実現している。
 このシステムで必要なのは床下に設置するヒートポンプエアコン1台のみ。全ての居室だけではなく、玄関やトイレ、浴室まで快適な温度に保つことができるほか、空気のよどみがないため、結露やカビに強いといった特徴もある。
 また、各部屋に冷暖房機を設置しなくてもいいため、コストを大幅に削減することも可能。家中の暖房が床下のヒートポンプエアコン1台のみなので、経年劣化によるメンテナンスや取り換えコストも抑えることができる。
 さらに、大型の商業施設への参入も果たした。2017年には、カルチュウア・コンビニエンス・クラブ(CCC)傘下の「北海道TSUTAYA」との共同出資会社「アイビーデザイン」を設立。同社の1号店が昨年11月にオープンした「江別 蔦屋書店」(江別市牧場町14)だ。
 同店舗は東京ドーム1個分(4万3000平方メートル)の広大な土地に〝⽥園都市スローライフ〟をコンセプトとして設計。「⾷」「知」「暮らし」と、コンセプトが異なる3棟からなる⼤型の複合書店だ。
 特に注目を集めたのが「パッシブホーム」のノウハウを生かし、ランニングコストを70%削減した点。今後は同じエリアに、5棟のオフグリット(電力会社より電気を供給されない)の『バッテリー住宅』を設計し、販売予定だ。同住宅は、立証実験で「胆振東部地震」と同様な状況でもブラックアウトにならないという好結果が出ている。また、蔦屋書店の向いの土地約4500坪の誘致もおこなっており、オーナーを募集している。
「今回の蔦屋書店で得られた、建築ノウハウや設計技術を、ビジネスとして生かしていきたい。今後も中小規模の建物の設計をおこなっていく予定なので、興味のあるオーナーさまは、問い合わせしていただきたい。環境の優れたZEBオーナーになって頂きたいと考えています」と川多弘也社長は語る。

基本データ

企業名:
パッシブホーム
住所:
札幌市北区北21条西12丁目
TEL:
011・709・7777
URL:
http://passive-home.jp/
住まい:一戸建て