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ノテ福祉会
取材日:2019年4月

写真大 総面積7万6000平方メートルの広大なアンデルセン福祉村

写真 対馬徳昭代表 写真 展望レストランや寿司処がある介護付有料老人ホーム「天」 写真 小規模多機能型居宅介護 「ごきげん」月寒中央

〝住み慣れた地域や家で暮らし続ける〟ための介護環境を整備

 ノテ福祉会の設立は1983年。翌年、札幌市豊平区に「特別養護老人ホーム幸栄の里」を開設。続けて、まだ全国で100カ所にも満たなかったデイサービスセンターを開設した。以降、介護施設の多角化と在宅サービスの拡充に取り組んできた。
 現在では職員数約1600人、毎日約3500人の高齢者が同法人のサービスを利用している。
 先駆的な取り組みでも知られており、2006年に開発した「夜間対応型訪問介護」や、12年にスタートした「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」は、今や国の制度になっている。
 国が推進する地域包括ケアにもいち早く呼応。前述の「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」と特別養護老人ホームを核とした「ノテ地域包括ケア」を確立した。
 多くの高齢者が抱く〝住み慣れた地域や家で暮らし続けたい〟という思いは、この地域包括ケアによってかなえられる。中・重度の要介護状態になっても、小規模多機能型居宅介護や定期巡回・随時対応型訪問介護などにより、在宅生活が続けられる。
 また、介護老人保健施設に2週間から1カ月入所する「アセスメント入所」も効果的だ。5つの専門職が要介護高齢者の状態を評価することで、個々に応じたケアプランを提案している。
 運営する高齢者施設・サービスは多岐にわたっている。そのため、サ高住に住んでいた元気な高齢者が要介護になっても、老健施設などに移転しやすい。
 また、グループの日本医療大学では、認知症研究所も立ち上げている。介護が難しい認知症に対しても手厚いケアが望める。
 食事に対するこだわりは強く、各施設・住居では選択式のメニューなどを豊富に用意。年に1回はグループで養殖したフグをふるまうなど、老後の楽しみである「食」を重要視している。
 根底にあるのは「ノーマライゼーション」という理念。障がい者も健常者も区別されることなく社会生活をともにするという考えを指す。ノテ福祉会本部や日本医療大学などがあるアンデルセン福祉村は、その実践の場となっている。高齢者施設を利用する高齢者と大学生が日常的に交流し、障がいを持った人が高齢者施設や学生食堂の調理、高齢者施設の介護及び学校の清掃などに従事しながら、自立した生活を営んでいる。

基本データ

企業名:
ノテ福祉会
住所:
札幌市清田区真栄434番地6号アンデルセン福祉村
TEL:
011・885・8787
URL:
http://www.note.or.jp/
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