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セコマ
取材日:2019年9月

写真大 道内各地の特産品を活用した商品の一部。期間限定商品も多い

写真 セイコーマート池田店内に設置した「もぎたて市」には新鮮な野菜が並ぶ 写真 北海道大学が開発した「プラチナ触媒」

自社の特性を生かし地域が抱える課題をともに解決

 原料生産から仕入れ、製造、物流、小売まで全てを自社で担うサプライチェーンを構築してきた「セコマ」。この機能を活用し、道内各地域の課題解決にも取り組んでいる。
 各地域のJA、生産者と協力して全道各地から原材料を調達。積極的に地域産品を活用した商品をつくり、道内のみならず全国へと発信してきた。
 例えば、余市町産のトマトを使った酎ハイ、北見市や滝上町のハッカを使ったチョコミントソフトやアイス、厚真町、初山別村、美瑛町のハスカップを使ったソフトやアイスバー、サワーなど多種多様。
 また、北海道メロンソフトや北海道かぼちゃソフトの原材料には、規格外品など商品として出荷できない農産物も使用。これを活用することで、農家の収入はアップし、自治体の知名度も向上する。
 過疎化が進む地域における買い物困難者問題の面からも同社の存在は大きい。地域からの要望に応じて過疎地への出店を続けており、これが功を奏している。
 6月にオープンした「セイコーマート池田店」は、「Aコープ利別店」跡に出店。十勝ワインを集めた専用のワイン陳列棚を設け、ザラメや大容量の調味料など、池田町民の需要が多い商品を取り扱う。
 池田町の特産品を集めた「いけだ美味しいもの広場」、生産者が毎朝、野菜を陳列する「もぎたて市」など独自の店舗づくりを進め、産業振興にも一役買っている。
 食品ロス削減の取り組みでは、北海道大学が開発したプラチナ触媒を用いた野菜の鮮度保存の超長期化を目的とした実証実験が話題。現在、グループ会社の北香(本社・北見市)の倉庫2棟を使い、プラチナ触媒の有無による野菜の鮮度変化を評価している。既存倉庫に設置するだけで多額の投資をせずに効果が期待できる技術だ。有用性が実証されれば、食品の廃棄ロスを大幅に削減し、SDGsの目標達成にも寄与することとなる。

基本データ

企業名:
セコマ
住所:
札幌市中央区南9条西5丁目パーク9・5ビル
TEL:
011・511・2796
URL:
www.secoma.co.jp
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