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シオンテクノス
取材日:2018年6月

写真大 札幌市東区にある本社社屋

写真 村野篤社長

勝負の時に備え、事業ドメインの拡大へ。準備も着々

 業務用空調などの整備・保守メンテナンスが主事業の「シオンテクノス」。24時間365日対応の機動力を武器に、道内全域に営業エリアを拡大している。2017年の売上高は前年比105%増。14年に村野篤社長が就任して以降、4期連続で増収を達成しており、成長に拍車がかかっている。
 メンテナンス部門の人員は道内トップレベルの数を誇り、オフィスビル、医療機関、大型商業施設、ホテルなどの大型案件にも対応している。近年は、同社の知名度向上によってエンドユーザーから直接の依頼も増加。業績アップを後押ししている。
 ただし「道内での受注が増えているのは、東京五輪関連で同業大手の労働力が手薄になっているため。ちょっとした〝バブル〟ととらえています。20年以降に備えた準備を進めています」と村野社長は冷静に市況を分析している。
 その一環として現在、同社が力を入れているのが事業ドメインの拡大だ。
「空調という得意分野を伸ばしながら、例えば『ビルメンテナンスもできる空調会社』『設備設計もできる空調会社』というように建物全体の維持・保守にかかわるチャンネルを構築していきます」と将来像を描く。受注の入口を増やすことはもとより、顧客満足度向上につなげる狙いだ。
 現在同社では、建物に関する各分野のブレーンを招集中。すでに強力な人材を獲得するなど、着々と準備を進めている。
 また、もう1つの柱が人材の拡充だ。人材難により新規案件の獲得を逃す例も多い中、同社は売り手市場下でも順調に人材を獲得。昨年は新卒と中途を合わせて若手社員9人を採用した。
 これは「従業員満足度は顧客満足に直結する」(村野社長)との考えのもと、労働環境の整備はもちろん、福利厚生など待遇面の充実をいち早く図ったことが要因。村野社長は北海道中小企業同友会の共育委員会副委員長も務めており、そこで得た知識を社員教育や新人教育などに活用している。
 また、従業員の人間関係に配慮しているのも同社ならではの取り組みだ。
「会社が命令・指示する社内行事ではなく、社員間で自然発生するインフォーマルグループを応援したい。最近は社内にフットサル部ができましたが、会社として支援しています。モチベーションアップにつながることと期待しています」と村野社長。〝企業は人なり〟。とことん従業員満足を追求していく構えだ。

●代表取締役社長/村野篤
●創業/1966年
●事業内容/業務用空調などの整備・保守メンテナンス

基本データ

企業名:
シオンテクノス
住所:
札幌市東区北24条東4丁目1-1
TEL:
011・751・8686
URL:
http://www.zion.co.jp/
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