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シオンテクノス
取材日:2019年6月

写真大 札幌市東区にある本社社屋

写真 村野篤社長

人材難の中でも〝人が集まる企業〟として成長

 オフィスビルや医療機関、大型商業施設、ホテルなどの業務用空調の整備・保守メンテナンスを担う。どの業界も人材確保に苦戦を強いられている中で〝人が集まる企業〟として存在感を示している。
 順調な人材獲得の要因は「リファラル採用」だ。フリマアプリで有名なメルカリ社などでも導入されている採用手法で、社員の家族や友人、知人などを採用するいわゆる〝縁故採用〟を指す。「究極の採用方法」と豪語する村野篤社長は、覚悟を持って採用している。
「採用する側の責任は重大。社員にとって大切な人を預かるわけですから、問題があれば人間関係に遺恨を残すことになる。しっかりと成長させる責任があります」と村野社長。
 このスタイルにたどり着いたきっかけは、2年前に発生した幹部社員の集団退職。ベテラン社員を他社に引き抜かれ、現場を若手社員が支え合い、そこで新たな絆が生まれた。また、若手中心となったことで社内の雰囲気は好転。自然発生的に社員からリファラル採用を進言され、今では企業文化として根付いている。社員間で自然発生した「フットサル部」や「バスケット部」などのインフォーマルグループも誕生。とにかく〝仲がいい〟職場に変貌している。
 仕事においては社員の自主性を尊重。PDCAサイクルに基づいた指導を徹底しており、主体性を持った若手社員が育ちつつある。  
 メンテナンス部門には33人のサービスマンが在籍。欠員を補充し、道内トップクラスの人員数を維持する。平均年齢も34歳と若い。
「24時間365日対応するフットワークの軽さをはじめ、社員たちの業務に対する真摯な姿勢は顧客から評価を得ています。技術はまだ未熟ですが、スキルが身に付いたとき、当社は必ず飛躍できる」と村野社長。
 昨年からは空調分野に加えて建物全体の維持・保守業務にも事業領域を拡大。受注も徐々に増え、さらなる成長が見込まれる。
 今後は「若さ」「人員数」「機動力」という自社の強みをさらにブラッシュアップして、他社との差別化を進めていく方針だ。
「社員がワクワクするような会社を目指す。若さを生かし、どんな状況下でも攻めるのみ」と村野社長は意気込む。

●代表取締役社長/村野篤
●創業/1966年
●事業内容/業務用空調などの整備・保守メンテナンス

基本データ

企業名:
シオンテクノス
住所:
札幌市東区北24条東4丁目1-1
TEL:
011・751・8686
URL:
http://www.zion.co.jp/
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