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アンビックス
取材日:2018年6月

写真大 雲海ツアーで賑わう津別峠展望台

写真 清流が流れる宿の庭 写真 エゾクロテンもお目見え

奥屈斜路温泉「ランプの宿 森つべつ」で感動体験

 紅紫色のくりん草(九輪草)が群生する森が道東の山麓の街津別町(網走郡)にある。湧水が清流となって森林を潤し、様々な草花や樹木、野生動物が息づくことができる手つかずの自然で溢れている。
 この森は「ノンノの森」(アイヌ語でノンノは「花」を意味する)と呼ばれ、森林セラピー基地にも認定されている。濃厚な木々の香りが心を癒し、深夜、都会では見られない輝きを放つ天空の星々に感動する。朝もやにおおわれた早朝、耳をそばだてた子連れの親鹿にじっと見つめられる。冬になると、エゾクロテンが天敵のキツネを避けるように宿の周りに集まってくる。こうした体験は全て「ランプの宿 森つべつ」で滞在中のできごとだ。
 この宿は、市街地から車で30分程の阿寒摩周国立公園に隣接した森の一軒宿である。客室は和・洋・和洋の23室。地元の木材を多用したデザイン性の高い装飾物や家具でしつらえられたロビーには柔らかい灯りが満ち、その灯りは清流に映える。アルカリ度が高く肌がぬるっとする泉質の温泉が湧いており、本州から度々やってくる宿のファンも多いという。
 そして、宿から程近くにあるのが津別峠である。屈斜路湖を見下ろすことができるこの峠の展望台には、遥か斜里岳の背後から上る朝日を拝みながら、眼下に広がる湖上の雲海を望もうと大勢の観光客が集まってくる。雲海の発生は6月から9月が最も多く、宿に滞在する楽しみが増えた。
 この宿は全道各地でリゾート開発、ホテル事業やスポーツ事業を手掛けるアンビックス(本社札幌)が運営している。国内観光需要が低下し、反面海外からの旅行客が漸増する北海道観光は今まさに岐路に立っているといえよう。
 同社の前川二郎会長は、これまでと同じ歩み方では生き残ることができないという危機意識を強く持っている。環境の変化に対応する柔軟な経営の舵取りと共に新たな観光資源を開発し、闊達で自立した人材を数多く擁する組織作りのため精力的に各地を回り、地域経済の活性化の一躍を担うべく陣頭指揮を執っている。

●代表取締役会長/前川二郎
●設立/1991年3月
●事業内容/リゾート開発及びホテル事業、ゴルフ場やスキー場などのスポーツ事業

基本データ

企業名:
アンビックス
住所:
札幌市中央区南1条西7丁目札幌クラッセホテル内
TEL:
011・252・3800
URL:
http://3800.biz
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