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みやざき外科・ヘルニアクリニック
取材日:2019年7月

写真大 宮崎 恭介院長 みやざき・きょうすけ/1966年生まれ。聖マリアンナ医科大学卒。愛育病院、北海道大学病院、手稲渓仁会病院外科などに勤務。97年北大医学部大学院修了。2003年4月開院。日本ヘルニア学会理事、聖マリアンナ医科大学臨床教授、日本消化器外科学会認定消化器外科専門医。

写真 メッシュシートを用いて腸の逸脱を防ぐ 写真 欧米では主流の日帰り手術

鼠径ヘルニアなど日帰り手術数は7445例

 北海道唯一の「オフィスサージョン」として知られる宮崎恭介院長。オフィスサージョンとは、日帰り手術を専門とする外科医のこと。宮崎院長は、成人・小児鼠径ヘルニア、下肢静脈瘤、臍ヘルニア(でべそ)などを専門とする。
「単一疾患に特化し、同一の手術を繰り返し実施することで、治療実績の向上につながっている」と語るように、2003年4月の開業から18年12月までの15年半で、日帰り手術は7445例を実施。その内訳は、成人鼠径部ヘルニア6294例、小児鼠径部ヘルニア300例、下肢静脈瘤ストリッピング641例、痔核根治術93例、他117例となっている。
 宮崎院長が得意とする鼠径ヘルニア(脱腸)は、腸などの臓器が腹腔外に飛び出す疾患。足の付け根である鼠径部が膨らみ、放っておくと血流障害などを引き起こすこともある。
 同クリニックではポリプロピレン製の網目状のシートを用いて、ヘルニアの出口とその周辺を広く覆うことで腸の突出を防ぐ「メッシュシートによる鼠径ヘルニア修復術」を採用。8種のメッシュシートを用意して、性別や年齢、ヘルニアの大きさや種類などによって使い分けている。
「鼠径ヘルニアは、50代以降の男性に多く、国内で年間14万人〜16万人が発症しています。原因は主に腹壁の筋膜が弱くなることで、治療法は現在のところ手術療法しかありません。国内では入院手術が多いが、欧米諸国では日帰り手術が大勢を占めています」と宮崎院長。
 日帰り手術のスケジュールは、通常午前9時半から手術を開始し、約1時間で終了。手術後は回復室で休憩。午後3時から術後のバイタルチェックをおこない問題がなければ退院となる。
 時間とコストが大幅に削減できるため、首都圏など道外からの患者も多く、多忙なビジネスマンなどにも選ばれている。なお、同クリニックでは日帰り手術が困難な状態の場合、連携する総合病院に宮崎院長が出向き、入院手術もおこなっている。宮崎院長は臨床医としてだけではなく、日帰り手術の普及にも尽力。論文発表のほか、全国各地で講演や後進育成にも注力。昨年には、札幌市で開催された「第16回日本ヘルニア学会学術集会」で会長として舵取り役も担った。 

基本データ

企業名:
医療法人社団 みやざき外科・ヘルニアクリニック
住所:
札幌市中央区北5条西2丁目 JRタワーオフィスプラザさっぽろ7階
TEL:
011・209・5283
URL:
http://www.pharmarise.jp/miyazaki-surgery/