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ほくほくフィナンシャルグループ
取材日:2018年6月

写真 右は笹原晶博副社長(北海道銀行頭取)。左は庵栄伸社長(北陸銀行頭取) 写真 北海道銀行本店(札幌市中央区) 写真 ※単位/100万円(100万円未満は切り捨て)※経常収益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益における%表示は、対前期増減率

預金量・貸出金が増加。来期は営業強化と効率化で増益へ

 北海道銀行と北陸銀行を傘下とする金融持ち株会社(本社・富山県富山市)。稀有な広域地域金融グループとして2004年に誕生した。
 18年3月期の連結決算は、一般企業の売上高にあたる経常収益が1809億1600万円(前年同期比3・5%減)、経常利益が317億9200万円(同19・5%減)、当期純利益が211億9100万円(同24・7%減)となった。
 日本銀行のマイナス金利政策による金利収入の減少により、依然として収益環境は厳しいが、預金量や貸出金は順調に推移。預金・譲渡性預金の期末残高は、個人預金、法人預金がともに増加したことにより11兆1512億円と前期末より4499億円を上積み。一方の貸出金は、事業性貸出、個人ローン、公的貸出ともに増加し、期末残高が8兆1728億円と、前期末に比べ4015億円の増加となった。
 北海道銀行単体でも期末の貸出金は3兆5192億円となり、前期末に比べ6・0%の伸び。特に住宅系ローンが堅調で、1兆381億円と初めて1兆円の大台を突破している。
 今後も厳しい収益環境が続くと見られるが、貸出金の増加に加え、コンサル営業や投資商品の販売拡大に努めるなど経営基盤を強化。ロボットによる一部事務作業の自動化や営業時間の見直しなど一層の効率化も進める。
 こうした施策により来期は経常利益を同3・8%増の330億円と見込んでいる。

企業総覧:IR特集2018