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News&Files 2020年6月号
取材日:2020年4月

写真大 阿部祐一理事長

写真 待合室には次亜塩素水を噴霧する「ピーズガード」を完備。99・9%以上除菌できるという 写真 マスクに帽子、ゴーグル、フェイスシールドで飛まつ感染を防ぐ 写真 接触せずに体温を測定 受付はシールド越しで応対 写真 川端一裕院長

すまいる歯科札幌駅前ペリオ・インプラントオフィス阿部祐一理事長に聞いた「歯科通院は不要不急の外出?」

 新型コロナウイルスの感染拡大にともない「不要不急の外出自粛」が求められている。線引きが曖昧なため、「これはどっち?」と悩む場面も少なくない。では歯科通院はどちらか。すまいる歯科の阿部祐一理事長に聞いた。

 通院自粛は感染症リスクを高める

 

 ——新型コロナウイルスの感染が拡大する中、患者数に変化はありますか。

 

 阿部 定期健診の患者さんが約10%ほど減っています。歯科通院をしていいのか迷っているようです。

 

 ——歯科通院は「不要不急の外出」に該当するのでしょうか。

 

 阿部 すでに治療中の場合や、痛みなどが伴う場合の通院は該当しません。

 

 また、歯周病などの慢性疾患や基礎疾患を持っている患者さんの健診も不要不急ではありません。歯周病に罹患して治療をし、一旦安定している状態でも1カ月に一度来院して健診を受けてほしいですね。

 

 この期間は歯周病安定期治療(SPT)と呼ばれ、

 

歯周病の進行状況や支持組織の状況など口腔状況の精査、プラークコントロールの強化指導、食生活指導など生活習慣の改善指導をします。SPTは保険診療、自費診療を問わず、定着している治療です。現在の歯科治療は「治す医療」から「治し支える医療」にシフトしています。

 

 ——必要な通院ですね。

 

 阿部 このSPTを定期健診と勘違いして、不要不急に当たると誤った解釈をして通院されない患者さんもいますが、とても危険です。口腔内の歯周病が再発したり、清掃不足によりむし歯に罹患して菌が繁殖して炎症を起こしたりします。また、これが起因となり、細菌性肺炎が重症化するリスクも増えてくるのです。歯周病菌が繁殖して、口腔内の菌バランスが崩れてしまうと、正常な状態に戻す治療も必要になります。

 

 また、ご自身が歯周病に罹患しているのか、わからない人も多いと思います。当院では患者さんそれぞれが持っている歯周病菌を特定し、徹底的に除去する歯周病治療ができます。不安な人はご相談ください。

 

 ——新型コロナと口腔内の関連性についての論文も出てきていますね。

 

 阿部 論文によれば、新型コロナの感染レセプターは舌の粘膜に多く存在するそうです。口腔内の衛生状態が悪化することで口腔細菌が増加すると、ウイルスの感染力が増し、ウイルス性肺炎や人工呼吸器関連肺炎(VAP)を引き起こすリスクが高まります。

 

 口腔ケアによって口腔細菌由来の肺炎や誤燕性肺炎を防止し、新型コロナウイルス感染症の重篤化予防に繋がるとされています。

 

 徹底した衛生管理  免疫力強化が重要

 

 ——通院して感染することを恐れる人もいます。院内の対策は。

 

 阿部 もともと歯科医院にはスタンダード・プリコーションと呼ばれる患者と医療従事者のための感染予防策が適用されています。これに加え、新型コロナ対策として、さらに衛生面を強化しています。

 

 ——具体的には。

 

 阿部 定期的な換気や次亜塩素酸水溶液による清拭はもちろん、受付には飛まつ感染防止のためのシールドを設置しています。

 

 患者さんには体温測定と治療前の手指、お口の消毒をお願いしています。コップやエプロン、トレーなどは、使い捨てのディスポーザブル製品です。

 

 ——徹底していますね。

 

 阿部 さらに歯科医師やスタッフはサージカルマスクやサージカルガウン、ゴーグル、フェイスガードなどを着用しています。仮に新型コロナの患者さんが来院しても、他の患者さんには感染しない体制です。

 

 ——免疫力アップの必要性も指摘されていますね。

 

 阿部 咀嚼機能の低下により低栄養になると、血中アルブミン値が低下して著しい免疫力低下を招きます。噛めないことが免疫力の低下につながるのです。

 

 また、高齢の方は外出自粛で運動不足が続きますと、心身の機能が徐々に低下し、虚弱(フレイル)に傾きながら自立度低下を経て要介護状態に陥いる可能性がありますので、注意が必要です。

 

 噛めない状態を放置するのではなく、欠損している所にはインプラントや義歯、ブリッジなどを入れてきちんと咀嚼できるようにすべきです。

 

 ——川端一裕院長はインプラントが得意ですね。

 

 阿部 年間300本以上のインプラントを埋入しています。診査、診断、手術、型取りまですべてをデジタルで進められます。一般的なインプラント手術よりも時間は短く、患者さんの負担も軽減されています。

 

 ——ほかに免疫力強化のためにできることは。

 

 阿部 オーラルリンスでのうがい、プロデンティスを取り入れての善玉菌増殖ですね。また、サプリメントの摂取も良いでしょう。免疫力の向上は新型コロナウイルスの重篤化を防ぐことにもなります。

 

 疲労や抵抗力が衰えている人には、各種注射や点滴などのオプションもご用意しております。今後は居宅に訪問してお口のクリーニングをおこなう訪問診療もスタートする予定です。お口のことで困りごとがある方は気軽にご相談ください。

 

 

◆医療法人ハートフル会 すまいる歯科 札幌駅前ぺリオ・インプラントオフィス
 札幌市中央区北4条東2丁目8‐2 マルイト北4条ビル2階

 電話番号 011・242・1182  http://smile6480.jp