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あかりみらい
取材日:2019年3月

写真大 自動車用給電コードは、ハンドリールタイプとドラムタイプの2種を開発。実用新案も申請した

写真 越智文雄社長 写真 モデルハウスでの実証実験 写真 新ロゴマークも作成。国連が提唱するSDGs(持続可能開発目標)をイメージ

災害や停電に備え自動車向け専用「安心給電コード」を開発

 企業、自治体などの節電や省エネ対策、コストダウンをサポートしている「あかりみらい」。北海道電力と電気事業連合会で勤務し、北海道洞爺湖サミット環境総合展の事務局長などを務めた越智文雄社長が2012年に創業した。
 昨年9月6日に発生した北海道胆振東部地震以降は、停電対策に注力。越智社長にはマスコミからの取材や道内各地から講演依頼が殺到している。
「昨年、私たちは日本で初めて『ブラックアウト』という大規模停電に遭遇しました。停電は解消しましたがその抜本的対策はなされていません。自然災害も頻発しており、対策は待ったなしです」(越智社長)
 この経験から、停電時に命と生活を守る新商品を開発した。自動車からの給電をおこなえる専用コード「停電から守る安心コード」を発売。3月11日には、住宅メーカーのモデルハウスで実証実験も公開。その模様は同社ホームページ上でも公開している。
「停電対策で最も現実的な方法は、自動車からの給電です。車を電源としてコードをつなぐだけなのですぐに利用できる。自家発電装置などに比べ導入コストも低い」と越智社長はメリットを強調する。
 特に近年のハイブリッド車にはコンセントが装備されており、最新の車種では最大1500ワットもの電力供給が可能で、携帯電話やテレビ、暖房、炊飯器など複数の家電を同時に動かせる。
 しかし、給電の際に規格に合わない延長コードなどを使うと、発火や断線の危険もあり、過電流で車側のヒューズやリミッターが飛んでしまうことも。
 そこで同社の安心コードには、切り替え式の電子リミッターを搭載。万が一、過大な電力負荷がかかっても自動的に電力を遮断する。価格は、コードの長さが10メートルのハンドリールタイプで1万8000円、30メートルのドラムタイプが2万9800円となっている。販路は道内のトヨタ系ディーラーなど。一般家庭はもちろん、自治体の公用車や避難所など需要は多岐にわたっており、問い合わせが相次ぐ。
 越智社長はこの方法で自家用車を自家発電機として使う「停電しない家プロジェクト」の全国展開も進めている。

基本データ

企業名:
あかりみらい
住所:
札幌市北区北11条西2丁目2-17
TEL:
011・876・0820
URL:
http://www.akarimirai.com/
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