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札幌新陽高等学校

札幌市南区澄川にある校舎

先駆的な改革に全国が注目。企業連動の特別授業を開始

「本気で挑戦する人の母校」をスローガンに、数々の先進的取り組みをおこなっている札幌新陽高校。陣頭指揮を執るのは16年2月に校長に就任した荒井優校長だ。
「有名大学に進学することだけが全てではありません。これからはどれだけ豊かな経験をして、どのように生かすかが重要。〝この人と仕事がしたい〟と思われるような人物に成長してほしい」
 就任からわずか1年で結果を出したことでも広く知られる荒井校長。17年度の入学者数は前年度の2倍となる322人。その後も着々と生徒数を増やし教育内容の改革、進路指導の強化に尽力してきた。
 地場企業との連携にも積極的で、19年9月にはコープさっぽろと業務提携を締結。「持続可能な北海道形成」をテーマにSDGsに取り組む特別授業を開催している。流通・小売業について学ぶとともに、食品ロスなどの問題にどう取り組むべきかなど、主体的な学習につながっている。
 多様性を育むために、海外での学習機会創出や留学生受け入れにも注力。オーストラリアや台湾、ロシア、グアム、セブ島など、あらゆる文化を持つ人との国際交流を実現している。
 また、19年は職員室のフリーアドレス化を実施。教員の職場環境改善をおこなうことで授業の質向上、業務効率化にもつなげる狙いだ。

荒井優校長
コープさっぽろが協力する特別授業。澄川周辺エリアのSDGs認知度100%を目指す
フリーアドレスを採用した職員室