ほっかいどうデータベース

オネックスグループ

結露で剥がれたカビで黒ずんだ壁や床を無料で原状回復した例

資材高騰が追い風に。〝0円原状回復〟が支持

専門性の高い4社のホールディングカンパニーである「オネックスグループ」。
ゲーム・CG制作の「ジースタイル」、AI開発の「アイク・ラボ」は堅調な業績を上げている。 

WEB制作、オーサリング処理、警備を得意とする「エニシィング」は、エコモット(本社・札幌市)と共同で、AIカメラを活用した無人ゲートシステムを開発した。
イベントなどで通過するゲートを無人化するもので、実証実験を終え、今夏にも実用化できる見込みだ。

賃貸仲介・管理の「ホットハウス」は、コロナ禍が追い風となった。自宅など顧客の指定場所まで迎えに行き、車の中から部屋探しができる移動店舗の「ミセクル」はコロナを機に利用者が急増。また、スマホからQRコードを読み取るだけで、テレビ電話で部屋探しができる「スマホ店」も定着した。コロナが一段落してきた感はあるが、今後も〝来店しない部屋探し〟がスタンダードな選択肢として受け入れられそうだ。

管理部門も戸数を増やしている。原動力となっているのはプレミアム管理サービス「アセットリッチ」。2016年のリリースからわずか6年間で管理戸数は3000戸から6000戸に倍増した。最大の〝ウリ〟は、退去に伴う現状回復費用の全額保証だ。

入居者が入れ替われば、大なり小なり修繕が必要になる。国交省のガイドラインは借り主有利の傾向となっており、オーナーの負担は大きい。

加えて、この資材の値上がりだ。原油価格の高騰を受け、壁紙やクッションフロアの価格は跳ね上がった。見積もりを見て驚いたオーナーも少なくないだろう。

当然、同社も管理料の値上げを検討したが、オーナーファーストで値上げを回避。企業努力でカバーすることを決断した。
これまでと変わらない5%の管理料で、床や壁などの原状回復費用を全額保証し、オーナーの持ち出しは〝0円〟なのだから今後、さらに管理戸数は増えるだろう。

また、所有物件の一元管理ができる資産管理アプリ 「WealthPark」など、アセットリッチにはこのほかにもさまざまなサービスが付帯されている。

ススキノ交差点にある「札幌中央店」。オレンジのデジタルサイネージが目印だ
移動しながら車内で部屋探しができる「ミセクル」