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ジェイエムシー

この空撮画像は同社がドローンで撮影を行った

風力発電事業が好調。ドローンで減災にも切り込む

住宅・マンションの基礎工事、道路や下水道などのインフラ工事を主事業として、2010年に創業した「ジェイエムシー」。17年からは再生可能エネルギー事業に参入。太陽光発電の設置工事を皮切りに、アグリソーラー事業、風力発電事業へと次々に参入しており、再生可能エネルギー事業の先進国である韓国にも拠点を構える。

21年度の売上は前期比で150%増と飛躍した。原動力となったのが風力発電事業だ。

近年、小型風力発電所建設地の造成工事の受注が増加。昨冬から造成に伴う現地踏査が稚内市やえりも町など道内3カ所でスタートした。4月からは本格的な工事も始まり、来春までには20基の建設を予定する。

今年度からはこのメンテナンス事業にも参入。早ければ10月にも風力発電所メンテナンスの一環である点検業務がスタートする。なかでも風車のブレード点検は、目視で確認するのが一般的だが、同社ではドローンを用いた点検を行う。「当社では昨年からドローン事業に参入しましが、これを風力発電所の点検業務に活用しました。今後はメンテナンス事業にも本格的に参入していく」と音成潤一社長。

また、外国産ドローンを使用する企業が多いなか、機能性と安全性に優れる国産の新型ドローンも4月に導入。建設用地の空撮や山林調査にも活用していく。

こうした一方、自社で風力発電所を建設する計画もある。「風力発電は脱炭素社会の実現にも直結します。さらにドローンを活用した山林調査による土砂災害の防止など減災や防災事業にも乗り出したい」と音成社長。

ドローンという〝空飛ぶIoT〟の活用で、業容の拡大を推し進めていく。

音成潤一社長
ドローンで撮影
4月に導入した国産の新型ドローン