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土木、建築業界のICT技術がアクセスサッポロに集結

屋外展示スペースには大型の重機が多数並んだ

「北海道土木・建築ICT促進展」が6月8、9日の2日間にわたりアクセスサッポロで開催された。最新鋭の重機やシステムなどが展示され、業界関係者らが多数来場した。

建設業界のICT化が加速している。慢性的な人手不足を受け、省力化が急務となっているからだ。

出展したのは建機メーカーや建機レンタル会社をはじめ、測量から設計、施工、調査、計測など建築のあらゆる分野の最新技術を取り扱う企業51社。屋外展示場には大型の重機が展示されたほか、屋内では各社のブースが所狭しと並んだ。また、産学官をはじめとする多分野の専門家によるセミナーも催され、会場は熱気に包まれた。

同イベントは片桐企業グループ(本社・札幌市)が主催。片桐大社長は「イベントの主催は当社初の試みでしたが、出展いただいた各メーカー様の協力もあり、手応えを感じています。建築・土木用品のレンタルを行う当グループとしても、建設業界の発展に寄与できるよう、引き続き情報発信の場を設けていきたい」と話す。

次回は規模を拡大し、「北海道土木・建築未来技術展」として、2023年6月14、15日に同会場で開催する予定となっている。

建設関係者をはじめ、多数の来場者で賑わった
片桐大社長