太陽運輸

「太陽運輸」は1976年の創業以来、物流という側面から道民の生活インフラを支えてきた。食品や生活雑貨など対象は多岐に渡り、輸送範囲は道内全域に及ぶ。さらに、協力会社との協業によって日本中にも配送が可能だ。

取引先の信頼は厚く、加工食品国内大手や横浜ゴムMBジャパンなど大企業も名を連ねる。信頼されるには理由がある。それが、ドライバーの質の高さだ。

「ドライバーをはじめとする従業員は会社の〝顔〟です。安全運行はもちろん、所作や接客対応など、サービスの本質を高めることが顧客の信用に直結する」と太田豊子社長。

同社ではドライバー育成のために、専任講師を招き各ジャンルの講習会を開催。ドライバーの運転技術や輸送品質向上を図っており、従業員教育に注力している。

また、従業員が働きやすい環境も特徴の1つだ。ドライバーの稼働状況を把握し、時間管理を徹底することで拘束時間の短縮に成功。こうした取り組みが奏効し、近年は女性ドライバーも積極的に採用している。

「コロナ禍においても左右されない輸送基盤を整備し、業容を拡大していく。道外ネットワークの構築も図っており、物流のことなら何でも相談してもらえる企業でいたい」と太田社長。