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ジャパンランゲージが新たに佐賀市で日本語学校

佐賀ランゲージセンター。周辺には図書館なども点在

札幌ランゲージセンターを運営する「ジャパンランゲージ」(本社・札幌市、水田充彦社長)が2校目となる日本語学校の運営を佐賀県で開始。6月には入学式を行う予定だ。

ジャパンランゲージは道内最大の人材会社キャリアバンク(本社・札幌市)のグループ会社。北海道最大の日本語学校である札幌ランゲージセンター(定員300人)を運営している。

同校では「進学コース」を開設し、日本語能力の向上により、日本での大学や大学院への進学を支援している。

今年4月からは、ヒューマンアカデミーの運営権を引き継ぐ形で新たな日本語学校の運営を開始。それが、ジャパンランゲージとして2校目となる「佐賀ランゲージセンター」(定員・225人)だ。日本初の産学官連携による日本語学校で、今後は佐賀県の自治体や企業と連携して学校運営を行う。3月の入国解禁を受けて留学生の入国が進んでおり、4月入学生全員が揃う6月23日に入学式を行う予定だ。

水田社長は「日本各地で外国人が増え、日本語教育の必要性が高まっている。 自治体から日本語学校誘致の相談なども増えており、6月にはウクライナ避難民向け日本語教育も実施する予定だ。今後も地域における日本語教育の課題に向き合っていきたい」と語る。

なお、キャリアバンクでは文化庁の「地域日本語教育スタートアッププログラム」の事務局を運営。北海道では石狩市、恵庭市、滝川市、倶知安町などが同プログラムを活用し、日本語教室の開設を目指している。