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静和記念病院

札幌市西区八軒5条東5丁目の新病院外観

5月に新築移転。
がん遺伝子検査などの充実化を図る

10の診療科目を持つ「静和記念病院」は、〝医療・福祉・保健にかかわるトータルなサービスを提供〟を理念に掲げる医療法人「静和会」の中核病院だ。昨年6月に下肢静脈瘤血管内治療などを得意とする青木貴徳院長が就任。救急医療の拡充と在宅・療養医療施設との連携した地域包括ケアシステムの構築を推進しており、質の高い医療を提供して地域のニーズに応えている。 

なかでも強みの1つといえるのが、がん遺伝子検査で個別化治療の実現を目的とした「がんゲノム医療」だ。がんは、遺伝子の異常の積み重ねで発症するが、近年の研究でその異常は個々に異なることが判明している。がんゲノム医療は、一人ひとりのがんの原因を明らかにし、個々の患者に適した治療薬を提供するもので〝次世代のがん治療〟とも言われている。同院では、慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット長教授の西原広史氏を非常勤医師として招き、指導を得ながら常に新しい情報を取り入れている。

一方、5月には施設の新築移転(札幌市西区八軒5条東5丁目)も控える。
法人グループの「平和病院」と統合する新病院は、現在の95床から195床に増床。診断精度の向上を目的にCT、MRIや内視鏡外科手術用医療機器をすべて先端機器に入れ替える。 

新たに健診センターや外来化学療法センターの開設も予定しており、急性期から回復期や慢性期、緩和ケアを含む終末期や在宅まで、一貫した治療・療養サービスの向上を図る。青木院長は「外来化学療法センターは、抗がん剤治療は外来通院で行う時代に対応するものです。がん遺伝子検査に加え2つの新センター開設で、より質の高いがん治療を提供できる」と意欲的だ。

また〝女性目線で女性に優しい病院〟をテーマに新たなドクターの布陣も進んでいる。移転に併せて、婦人科健診や乳がん検診には、医師や技師、看護師に女性スタッフを採用し、女性患者に寄り添った医療も提供していく。

「新病院ではコンビニや院外薬局も院内に設置するなど、利便性が高い施設を目指しています。都心エリアになるため、周辺の地下鉄駅からは無料送迎バスも運行し、広範囲から患者さんの受け入れを想定しています」と青木院長。

診療科目

内科、消化器内科、循環器内科、外科、消化器外科、皮膚科、整形外科、脳神経外科、麻酔科、リハビリテーション科

診療時間

月〜金 9:00〜12:00 13:30〜17:00
土曜 9:00〜12:00

休診日

日曜・祝日・年末年始

現在は地下鉄東西線琴似駅5・6番出口すぐに位置している
青木貴徳院長